うちの御主人は。【文スト】

捌。 ページ9

森「まぁとりあえず、芥川君は一仕事やってもらおうかね」




はぁ？首領何云ってんだよ
御主人は俺を使えねぇんだよ？





芥川「し、しかし！僕は羅生門を使えぬ身、」



御主人も驚いたように首領に訴えた




森「まあまぁ、一回二人で一緒に戦ってみたら良いんじゃないかな？」




首領は少し楽しそうに云った


はぁ？？俺、何も戦えねぇよ……






芥川「…………。」


御主人は不安そうな表情を浮かべていた



羅生門「戦うってどうやってだ？…ですか？」


中原さんにはタメ口でも首領には駄目だよなぁ






森「そこは自分達で考えてみな」


首領はニヤリと笑った


こえぇぇ、、、




芥川「……分かりました」



御主人「いえっさー」


あ、やべw




森「あ、因みに仕事はポートマフィアを敵対する組織を潰すことだよ、最近は邪魔になってきたんでね、全滅させてほしいのだよ」


ほら、とその組織の資料を渡された


げっ、ここ結構有名な強い処じゃねぇか？





芥川「…………羅生門行くぞ、」



御主人は首領に一礼してから出ていった


あ、御主人！


俺もその後について出ていった





* * * * * * * * * * * * * * * * * *




羅生門「着いたけど、どうする？御主人」



俺と御主人は組織のアジトへとやってきた


ポートマフィアとは規模が全然違うが、強いことで有名だ、、、




芥川「裏からまわる」



一応、俺と御主人は拳銃をいくつか持ってきた





御主人「おっけー」


てか、首領は何でこんな真似を……




「誰だっっ！」



俺達が建物の中へと入った瞬間、声が聞こえ、突然此方に向かって銃を撃ってきた







芥川「羅生門！」




…………。




羅生門「お、俺がやるのか？」


御主人はコクりと頷いた



全く人使いが荒えなぁ




俺はしょうがなく、拳銃を敵に向かって撃った



「うッ！！」


わお、中ったわ

はじめての拳銃、中ったわ、、、




「何事だっ！？」


わお、敵がめっちゃ出てきたぞ

敵は、状況を理解し俺達に銃を撃ってきた



これじゃあ、弾が絶対中る！！

あっ！！御主人があぶねぇ！





芥川「くッ！羅生門！」







あ、あれ？
何だ？この懐かしい感じ、、、


あっ！御主人は！？無事か！？





芥川「羅生門、、お前、戻ったのか？？」



御主人はこっちを驚いた顔で見ている




ん？あれ？

俺は自分の体を見た…………




戻ってる！！？


そう、俺の体は本来の黒獣の凄い姿になっていたのだ

玖。→←漆。

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