精神科.4 ページ4
・
翌日、私が起きると目の前に廉がいた。
「A！紫耀、見てへんか？」
「えっ？あ、うん。見てないよ」
「なんや、あのアホ。どっか行きやがって」
少し怒り気味の廉。
廉は、小学生、中学生と虐められていた。
そして、親も棄てる為に廉をここに預けたという。
だから特に廉は何もないんだ。
「はぁ、もうちょっと探してみるか。ありがとうな、A。あと、紫耀見たら連絡してな」
「あ、うん」
それだけ言うと廉は病室を出ていった。
「あ、八乙女先生。見ました？紫耀」
「いや、こっちにはいなかったけど。それより廉。今日は早く寝ろよ。最近、寝不足だろ」
「あ、ばれました？」
なんて会話が聞こえる。
やっぱり、廉は口ではあんなこと言ってるけど、紫耀思いだな、なんてつくづく思う。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 200人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
いつでもMAX黒城音亜(プロフ) - 廉火さん» まじ (2016年8月20日 18時) (
レス) id: c29a42b445 (このIDを非表示/違反報告)
廉火(プロフ) - いつでもMAX黒城音亜さん» 嘘やん。泣くほどちゃうって。…マジで？ (2016年8月20日 1時) (レス) id: b49b88d3c7 (このIDを非表示/違反報告)
いつでもMAX黒城音亜(プロフ) - 廉火さん» 最後ので泣いた (2016年8月20日 1時) (レス) id: c29a42b445 (このIDを非表示/違反報告)
いつでもMAX黒城音亜(プロフ) - 廉火さん» そうなのだよ…！（ ･`ω･´) (2016年8月18日 20時) (レス) id: c29a42b445 (このIDを非表示/違反報告)
廉火(プロフ) - いつでもMAX黒城音亜さん» (笑)久しぶりの浮上ですかい (2016年8月18日 20時) (レス) id: b49b88d3c7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
