25歳だもん ページ12
「はぁ…」
代永 「篠原さん？どうかしたの？」
諏訪部 「ん？Aちゃん悩み事？」
とあるアニメの収録の休憩中、私が席で項垂れていると、あざとかわいい声優代永翼さんと、色気がやばい声優諏訪部順一さんが心配そうに聞いてきた。
「あ、いえ大したことではないんですが…」
諏訪部 「まぁ言ってみればいいさ、1人で悩むよりいいと思うよ？」
代永 「そうそう、悩んでたらかわいい顔が台無しだよ？」
私の隣に席を移動し、完璧に聞く体制に入った2人。いや、ホントにくだらない内容だから申し訳ないけど…お言葉に甘えることにしよう。
「神谷さんなんですけど…」
代永 「何かされたの？」
「されたと言えばされたんですけど…んん〜…」
諏訪部 「言いにくいこと？」
「……神谷さんだけじゃないんですけどね？なんか子供扱いされてるような気がして…」
意を決して打ち明けてみると、代永さんが吹き出して大笑いした。諏訪部さんはなんとか堪えてくれてるけど、肩が震えてるから、もういっそ笑ってもらったほうがマシかもしれない。
代永 「あーはははっ、ごめんね、ふふふ」
諏訪部 「いや代永くん笑いすぎだからね…っ？」
「真面目に悩んですけど。」
少し怒ったように頬を膨らませると、諏訪部さんが頭をポンポンっと子供をあやすように撫でた。…この扱いに悩んでるんだけどなぁ…もう25歳なのに。
代永 「まぁみんな篠原さんのこと好きだからね」
「嫌われてはないと思いますけどぉ…」
諏訪部 「Aちゃん可愛いしね…男はカッコつけたいんだよ。」
「でも！神谷さんはやりすぎなんですよ？」
代永 「まぁ確かにその節はあるだろうけど…」
ほらぁ！過保護っていうか神谷さんは私のママさんか！って。
「この間なんか、家についたかどうかの確認されたんですよ！？」
諏訪部 「あの子はAちゃんのお母さんなの？」
代永 「確かに…。娘の帰宅を心配する頑固なお父さんだね。」
「もう25なんですよ。大きい大人なんですよ…心配してくださるのは嬉しいんですけど、恥ずかしいんです」
諏訪部 「よし、おじさんたちに任せて」
代永 「なんとかしてあげる」
「程々にお願いしてもいいですか…？」
諏訪部 「大丈夫だよ、それじゃ、次のパートも頑張ってね。」
代永 「じゃぁまた後でね！」
結局頼っちゃったけど、やっぱりいい人だなぁ…。
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Kotone - リクエスト書いていただきありがとうございます！達央さんめちゃくちゃキュンキュンがとまらない...///図々しくて申し訳ないのですが、次のお話も達央さん書いていただけないでしょうか？よろしくお願いします。 (2017年4月14日 0時) (
レス) id: b44fb3f242 (このIDを非表示/違反報告)
孤夏悠斗(プロフ) - Kotoneさん» リクエストありがとうございました！応援ありがとうございます！励みになります (2017年4月13日 15時) (レス) id: 4a7a67c050 (このIDを非表示/違反報告)
Kotone - 鈴木達央さんでやっていただけませんか？これからも頑張ってください！応援してます！！ (2017年4月13日 1時) (レス) id: b44fb3f242 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：孤夏悠斗 | 作成日時：2017年3月29日 23時
