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「 それにしてもハルさん
華奢なのに筋肉があるんですね驚きました 」

『 それよく言われるよ。 意外だって 』

そんな事を話していたらお登勢さんに呼ばれた

皆下に来いって言うもんだから
神楽ちゃんを起こして新八君を連れ 向かった

お登勢さんのお店に居たのは御役人さん?

何だろう
調べられる様な事する人達は居ないんだけどな

ここの人は証拠とか残さず
酷い事しかしない人達ばかりだと思う

「 何かあったのかい? 」

「 この辺でさ、店の売上を
持ち逃げされる事件が多発してるんだよね 」

「 えぇ? 」

店の売上…スマイル大丈夫かな

途中で抜け出して来たけど
他に人いるし大丈夫だよね

「 今月に入って十六件 」
「 それは憂慮すべき事件ですなぁ うぇっぷ 」

「 って、金とった張本人がァ!
それにその目に見えて分かる甘い息は何だ! 」

「 犯人は天人らしいんだがまだ逃走中でねぇ
何か気になる事とか無いかと思ってね 」

「 それなら、知ってますよ。 犯人は此奴です 」

それは流石に無いよ 社員を疑う社長ってどういう事

神楽ちゃんは銀時の指を折り曲げ僕は頭に踵落とし
約束した事もう忘れたのかなぁ

「 お前等…何して…くれて… 」

「 冗談がつまらない人は指を折られるアル 」
『 他人には迷惑かけません! 僕らにかけるんです
神楽ちゃんは約束を守らない様な子じゃ無いです 』
「 ネーッ! 」『 ねー 』

「 イミワカンネェヨッ!! 俺が折角タダで
故郷に帰える方法を教えてやろうと思ったのに 」
「 いや…強制送還はタダでは無いよ…?? 」

「 全くアル、そんな不名誉な帰国御免被るアル 」
「 選んでる立場か! 」

「 いざとなれば船にしがみついて帰るアル! こっち来た時も成功したアル。 何とかなるネ 」

『 それは危ないから辞めましょう 』

「 大丈夫
宇宙に放り出しても平気で生きられるから 」
「 ゴキブリじゃ無いネ! 」

「 何だその言い方は! ゴキブリさんに謝れ!
地球最高の生命力を誇るゴキブリさんに謝れ! 」
「 嫌アル! 」『 まるで銀時みたいですね 』
「 巫山戯んな! 」「 止めろ、止めろって! 」

争ってたらいつの間にかお話終わってたみたいで
帰って神楽ちゃんは三度寝
新八君も今日は泊まるらしく一緒に眠りに就いた

大きな物音で目を覚ます
神楽ちゃん良くあるんだよね 襖破って寝てる事

隣を見ると新八君も銀時も居ない
疑問に思っていたら扉の開く音が聞こえた

真逆寝惚けて外に出た?


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作者名:こなた | 作成日時:2017年6月20日 10時

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