「 将軍暗殺 」 ページ43
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銀時の口から将軍様が命を狙われるという事を
知らされた僕達は将軍様護衛に協力する事にした
将軍様護衛の道中何ら異変は無かったけれど
日が落ち始めて異変が起こった
見張りをしていた内の二人が
猿飛さんの方向へと向かい何かを伝えた
それを聞いた猿飛さんは驚きの声をあげた
その瞬間襲い掛かってきた敵を撃退する
撃退するのと同時に屋根上へと上がり込んだ
周りを見渡し目に入った情報を猿飛さんへと伝える
『 猿飛さん。 目前の崖上に……
数えるのが無駄になる程の数の忍が控えています 』
「 その索敵能力は助かるわ。
襲ってくる前に距離を取りましょう
各其々に四散よ！ 」
命令を元に其々に散って敵を倒す
地面から伝わる振動を感じ新八を突き飛ばした瞬間
絡め取られた足首。
逆さ吊りのまま会話を進められる
神楽は庇い切れなかったか……
助け出すにも
この距離に埋まっている体を見るに不能
「 ハル兄！！ 」
さてどうしようか
静かに安心させる様に微笑んだ
「 忍は黙して任務を熟す者。
言えるのは将軍を差し出さなければこの童等が死ぬ
それだけぞよ 」
将軍を狙う理由が敵側の忍の長から伝えられた
要は高杉さんの指示で動いた夜兎族から
逃れられなかった訳だ
脅され言い包められ そして僕等を襲ったと
「 もう遅かった様じゃ。
服部の小僧が将軍の首を獲った
残念だったな藤林 」
『 は 』
意図的にでは無く偶発的に声が漏れた
この間まで。
昨日まで一緒に笑いあってた奴が死んだ
また守れなかったのか
本当に僕は役立たずだなあ
少しの絶望と虚無感を交え体全体の力を抜いた
でも。 まだやるべき事はある
神楽を踏み潰そうとした藤林と言う大男に
毒を塗りたくった苦無を投げる
同時に脚が身体と離れ離れになったのが見えた
「 俺達ゃテメェの命令を聞く義理はねェよ 」
「 トォシィッ！ 」
「 誰がトシだ 」
「 違いねェ。
俺達を顎で使えるのは天下で一人だけだ 」
鎖が切れる音がしてそのまま地面へと落下
ちょっと待ってよ。
何が起きてるのか全く理解出来ない
思考が追いつかない
「 儂も。 敵と内通した
裏切り者の命令を聞く義理は無いぞよ 」
その言葉を聞いて
今度こそ全身の力が抜け地面に身体を任せる
成る程。 全て騙し合いだったと
忍と戦うには骨が要る
もう懲り懲りだ
ね、本物の茂茂公
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彼方- konata-(プロフ) - Secretさん» 返信遅れてしまい申し訳ありません。 面白く感じて頂けた事が何よりも作者の幸せです。 有難うございます、 これからものらりくらりと更新して行くので応援の元宜しくお願い致します！ (2018年12月14日 15時) (
レス) id: b76b255ad8 (このIDを非表示/違反報告)
彼方- konata-(プロフ) - 夜さん» 返信遅れてしまい申し訳ありません。 激励有難うございます！ のらりくらりと亀のごとく更新して行くので暖かい目で見守って頂けたら幸いです。 (2018年12月14日 15時) (レス) id: b76b255ad8 (このIDを非表示/違反報告)
Secret - スッゴく面白いです！更新頑張ってください！続き待ってます！ (2018年11月17日 10時) (レス) id: c47de82906 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くて、続きがものすっごく気になります！更新頑張って下さい！！ (2018年11月5日 15時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こなた x他1人 | 作成日時：2017年9月9日 10時
