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「 ちょっと待ったァァアアッ！ 」
新八が神父の後頭部を蹴ったのと同時に
寝台の上で眠っている神楽を救出
神父とダイさんが口と口を合わせているのは
なんだか見ちゃいけない気がしたから目を逸らす
怒りで熱くなったダイさんは
神楽が居ない事に気付かず船へと向かっていった
それを見届け傘を開いて神楽を起こす
『 神楽、神楽！ 』
「 っ…兄ちゃん……？ あれ、私 」
『 おはよう。 体に異常は？ 』
「 大丈夫アル。 ちょっと頭が痛いくらいネ
それより！ ダイちゃんは？ 」
『 ん〜…
今回はお父さんの承諾が降りなかったなぁ。
お辞儀すら出来ない礼儀知らずの彼氏に
大切な娘は任せられないって躾しに行っちゃった 』
「 …殺してはないアルな。 なら良かったネ 」
『 そうだねえ 』
見知った神楽の友達のダイさん以外の
見ず知らずの巨人共の安否は保障出来ないけど
船の上から帰って来たお父さんは
再度神楽の癪に触る言葉を発し天罰が下った
翌日 ダイさんから手紙が届いた
「 また神楽ちゃんを取り返すとかだったら
どうしましょう銀さん 」
「 新八。 直ぐに返信しろ 」
「 不束な娘ですが宜しくおねが 」
『 学習しねぇな…… 』
「 えー…地球に滞在中は色々お世話になりました
うぇ！？ ちょっと別人みたいに改心してるけど！ 」
「 此奴手紙の時だけはいつも殊勝だからな 」
「 ……なんか完全に
お父さんトラウマになっちゃってますけど 」
「 まあこれであのデカブツ共の星も
少しはマシになんだろ 」
「 そうでもないみたいよ 」
ー やっぱりお父さんって凄いね ー
『 わお 』
「 あの、マシになる処ろか
このまま行ったら星滅びそうなんですけど 」
「 これはお前の所為だろ？
神父にあんな事するから目覚めちゃったんだろ 」
「 人の所為にしないで下さいよ
アンタ等がやり過ぎるから！ 」
「 それはお父さんに言えよ
俺お父さんじゃねえから 」
「 何言ってんだ！
俺だってまだまだお兄さんだよ！ 」
「 お兄さんじゃねえだろ毛髪退散だろ 」
「 退散してねぇ！ 進撃の毛人だ！ 」
「 いやお兄さんどこ行った！ 」
ー 彼氏は此奴等だけで良いや ー
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彼方- konata-(プロフ) - Secretさん» 返信遅れてしまい申し訳ありません。 面白く感じて頂けた事が何よりも作者の幸せです。 有難うございます、 これからものらりくらりと更新して行くので応援の元宜しくお願い致します！ (2018年12月14日 15時) (
レス) id: b76b255ad8 (このIDを非表示/違反報告)
彼方- konata-(プロフ) - 夜さん» 返信遅れてしまい申し訳ありません。 激励有難うございます！ のらりくらりと亀のごとく更新して行くので暖かい目で見守って頂けたら幸いです。 (2018年12月14日 15時) (レス) id: b76b255ad8 (このIDを非表示/違反報告)
Secret - スッゴく面白いです！更新頑張ってください！続き待ってます！ (2018年11月17日 10時) (レス) id: c47de82906 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - とても面白くて、続きがものすっごく気になります！更新頑張って下さい！！ (2018年11月5日 15時) (レス) id: c9a43346ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こなた x他1人 | 作成日時：2017年9月9日 10時
