No.29 病院 ページ31
ロ「こらはなせコラソン！
おいやだ病院は！」
そこまで暴れはしなねぇが、さっきから病院は
いやだとうるせぇ
コ「俺はおまえの病気を治す
あらゆる病院をまわる」
島にあるでかい病院に入った ここならきっと
治るだろう
医者「はっ 珀鉛病？！」
コ「もう時間もたった いい薬はできてねぇの
か先生」
医者「すっすっすまんが君 出身は…」
ロー「……フレバンス」
医者「「白い町！」」
医者♀「いやだー！うつるー！」
医者「君！すぐに消毒液と手袋それにガスマス
ク、あと警備員を呼び、政府にも連絡を！」
ロ「ッもういい！」
コ「ロー！」
ロ「見ろ！俺はもう人間じゃねぇ！」
そう言ってローは出てった
俺は動けなかった まさかここまで…
〈緊急連絡 緊急連絡…〉
コ「ぁッ」
サ『止めたほうがいいと思うけど』
コ「はっ！」
サフィリアが言ってたことを思いだした
サフィリアはこうなることを予測してたんだ
なのに俺は ローを傷つけた
俺は医者を殴って、ローを連れて病院を出た
コ「最悪の病院だ 悪かった
昔のことを思い出させちまったか？」
ロ「だから言ったろ！病院なんか行きたく
ねぇ！」
ローを傷つけたのは本当に悪く思ってる
でもなんとしてでも治してやりたい
それからもいくつか病院をまわった
でもどこも同じだった
「珀鉛病！誰か来てくれー！」
「もしもし世界政府 フレバンスの生き残りだ
なぜ全員駆除しなかった！」
「うぇーうつるー！どっかいけー！」
「珀鉛病だー！病院を閉めろ！」
６ヶ月もたっちまった
結局病気は治せてねぇ それどころか傷つけた
コ「ロー！ おまえにしてみりゃ自分を傷つけ
るだけのこんなばかに偉そうなこと言われたか
ねぇだろうが、まだ幼いくそ餓鬼がよ 俺はも
う死ぬなんて かわいそうで
あん時、おまえ俺を刺したけど……
痛くもなかった 痛てぇのはおまえのほうだっ
たよな！かわいそうによ ロー！」
涙がどんどん溢れてくる 本当、本当に悪かっ
た
ロ「コラさん おい コラさん！
朝飯 できたぜ」
コ「は――――！」
ロ「なんだよその顔！」
コ「おまえ今、コラさんって…」
ロ「いいから食え 朝飯！」
ローは少しキレぎみに言う
コラさん ローにそう呼ばれたことがすごく嬉
しかった
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ユミユミ - いやぁーいろいろ 凄い面白い 楽しみにしてます (2016年1月2日 22時) (
レス) id: 01d50c33d0 (このIDを非表示/違反報告)
レミ♪ - 面白くなりそうですね♪楽しみにしてます！！ (2015年9月5日 20時) (レス) id: d5d5f4768e (このIDを非表示/違反報告)
やさい - そこで吹くなよコラさんｗ続き楽しみにしています。更新頑張って下さい《*≧∀≦》 (2015年9月5日 14時) (レス) id: be8f268c9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：7 | 作成日時：2015年9月2日 20時
