愛しい。 ページ17
なんでかわかんないけど、そう思った。
意識しだした途端、なかなか思い通りにならないAを、何とかしたい！って思う自分がいた。
A「…なんか今日は…夢だったのかな、明日になったら何も無いってことにならないといいけど…」
樹「なんないよ！現実だから。」
A「今日はありがとう。楽しかった…のかな。」
樹「え〜、楽しくなかったの？笑」
A「愛しさと切なさと…」
樹「心強さと？笑」
A「そんな感じ。」
樹「アハッ笑 愛しいってワードだけは引き出せたわ！笑 ありがと。じゃまた連絡するわ！」
もう〜ホントに調子狂う。
だけど、俺の中では、確実に何かが変わった気がする。
家についてLINE。
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樹 Aお疲れさん。俺も家に着いたよ！
A はーい。運転ありがとう〜。
樹 また行く？ドライブ。
A うん。むしろずっと運転しといて欲しいわ。
樹 やだよ 笑 じゃ、また誘うね。またレベル上げようね♡
A だからそれが怖いんだけど！！
樹 俺は楽しいし嬉しいよ！Aの違う一面が見えてたし。 でも疲れさせちゃったね。ぐっすり寝なね。おやすみ。
A 興奮して寝れないかも。おやすみ。
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興奮してって笑
LINEだとこうやって割と素直なんだけどな。
そだ。きょもにも一応報告しとこ。
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樹 起きてる？
大我 起きてる！おデートおわり？
樹 うん、今帰ってきた。
大我 なんか心境の変化はあったの？
樹 あったね。
大我 ほう。
樹 少しづつ距離縮めたい。今レベル3！
大我 なんかよく分かんないんだけど笑 ゲームじゃないんだからね！ちゃんとAちゃんの気持ち考えなね！！
樹 考えてるよ！むしろなんで好きって言ってくんないの！！ってもどかしい。
大我 意外に振り回す系Aちゃん。ジェシーも樹も大変だな！
樹 やっぱジェシーなんだよね？
大我 あ、しまった笑 まぁわかるよね笑
樹 ジェシーは…どこまでいってんの？
大我 あ〜。キス。
樹 え？
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作者名：Hanae | 作成日時：2020年6月11日 7時
