キミの隣には。 (ページ13)

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恋愛相談室。 2 ページ13

樹side

休憩中、ソファーに横になってたら、ニヤニヤしたきょもがやってきた。

樹「なんだよ笑」

大我「ちょっと話聞いていい？」

樹「うん。どうした？」

大我「樹は今彼女いるの？」

樹「うーん。いない、かな。」

大我「それは、特定の人はいないってこと？アサちゃんと会ってるんでしょ？付き合ってはないの？」

樹「なんだよ、質問攻めだな。」

大我「これ、京本恋愛相談室なの。」

樹「何それ？笑」

大我「で？アサちゃんとは付き合わないの？」

樹「んー。なんかね、好きなんだけど、いい子なんだけど…大好きー！好きで好きでたまんない！って感じになんないな、って気付いたの。」

大我「じゃあ、寂しいからとりあえず会ってるって感じ？」

樹「そう言われても仕方ない感じかな。」

大我「もし、好きで好きでたまんない、って子が出来たら？」

樹「そうなったら俺は一途だから。その子だけに尽くすし、その子だけしか考えらんない。」

大我「じゃあ、やっぱりアサちゃんじゃないってことか。」

樹「結果そうなんだろうね。ズルズル会ってんの良くないかなって思いつつ、なんか今んとここれがちょうど良くてさ。」

大我「Aちゃんはどう？どんな存在？」

樹「Aから好きって言われたことないんだよね。好きでいてくれてることは溢れ出てるからわかるんだけど。」

大我「もしAちゃんが好きって言ったらどうなるの？」

樹「うーん。そりゃ真剣に考えるよ？」

大我「じゃあさ、もしAちゃんが他の人と付き合ったら？樹はどう思う？」

Aが他の人と…
きょもがこんな話してくるってことは、相手はジェシーなんだろうな。
ジェシーのやつなんか行動したんだな。

Aがジェシーと…

樹「うわ。そか。想像できねぇわ。」

大我「それって好きってことなの？それとも俺のおもちゃ取られたー！みたいな感覚？」

樹「……。あーーーも！！わかんねぇわ！！」

大我「ふふふ。」

樹「なんだよ。」

大我「いや、みんな可愛いなぁと思って。あ、次はいつ会うの？Aちゃんと。」

樹「土曜日の夜。」

大我「そっか。なんかあったらいつでも相談乗るからね！」

樹「アハッ、ありがとう京本先生笑」