32話 ページ10
終業式の日が来た。わざわざ体育館に集まって校長の長ったらしい話を聞く面倒なイベント。
「遂にやってきました終業式ィィ!!」←ヤケ
沖「煩ェ。ヤケになって叫ぶんじゃねェ。」
神「A何でそんな叫んでるアルか?」
「なんでもないよ」
そう、私はこの学校に在籍している生徒ほぼ全員の前に立つ。ざっと千五百人ぐらい。
「あはっ…はは…あはは…はは…腐…腐はは…はは…」
「「…;;」」
「やだ、やだよ こーわーれーるのはー しーあーわーせのーおーわーるーせかーいーがくるー」←
沖「茜色言うんじゃねェぞ」
神「何の話してるアルか二人共;」
あー…何をしたら舞台に立ってもフラフラにならないんだろう…そうだ、沖田にあらかじめ言っておこう。
「あのさ沖田、私が倒れたらよろしくね!」
いい顔をして親指を立てる。
沖「なぁ、黒川って意外と情緒不安定だよねー」←
神「サド!?」
「オイコラ沖田、にゃーにゃーいってほしいのか?あ?」←
神「A!?」
「つーかやべ、俺…じゃなくて私って情緒不安定なんだね…」
初めて知った。私コミュ障元ヒッキー二次オタボーイッシュ、女嫌いに人間不信それに情緒不安定…精神的にエグいよ、コレ。本当。
沖「黒川の精神状態ってどうなってるんでい…;」
「いや知らん。でもこんな風にヘラヘラして生きてるから大丈夫なんじゃない?私人生のどん底に陥ったとき何度か球磨川くんに助けてもらったよ?」
沖「二次元に助けて貰うトコさすが黒川でさァ…;」
「そうだ二次元と言えば、一護も冬師郎もイケメンだし…でも球磨川くんもイケメンなんだよな…うーむ…目の保養にするなら誰かいいと思う?沖田」
沖「俺に話を振るんじゃねェ。せめて目の保養は三次元にしとけ」
「私三次元になるとイケメンがよく分かんなくなるの…あ下敷きの一護にしとこー」
神「Aってマイペースアルな」
沖「もう慣れた」
そんな風に駄弁っていると体育館へと生徒を催促する放送が流れた。
…来た。
倒れずに賞状受け取るという私の目標はちゃんと達成できるのかな…
そんな私特有の考え事をしながら体育館へと向かった。
ラッキーカラー
あずきいろ
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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riru(プロフ) - 狐桜華さん» かわいいですよね! (2014年3月10日 1時) (レス) id: 5c2d18922c (このIDを非表示/違反報告)
狐桜華 - ゆっくりって良いですよね♪ (2014年3月10日 1時) (レス) id: 5b088f07bc (このIDを非表示/違反報告)
波音(プロフ) - ミリーさん» あ、すいません(´・ω・`) (2013年11月16日 0時) (携帯から) (レス) id: 0d33f97ee3 (このIDを非表示/違反報告)
ミリー - 37話の最後らへんの沖田のセリフです (2013年11月15日 22時) (レス) id: 49648e0741 (このIDを非表示/違反報告)
ミリー - 無理が無料になってます。これめちゃ面白い (2013年11月15日 22時) (レス) id: 49648e0741 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:riru | 作成日時:2013年10月5日 18時