☆36話 ページ14
「あ"ー…人混み嫌いー…」
人波を掻き分けながら前に進む。
沖田が先頭にいるのだが、スムーズにどんどん進んでいくものだからついて行くのに精一杯だ。
沖田が右に曲がる。私もそれに従って曲がろうとした。
だけど肝心の沖田がいなくなっていた。
「あれ?沖田ー?」
きょろきょろと周りを見渡すが、九兵衛しかいない。
九「…沖田とはぐれたな」
「電話するか…」
すぐさまケータイを取り出し、沖田に電話をかけた。
「もしもしー!?沖田ー!?」
祭りのBGMで聞き取りにくいだろうから大きな声を出して話す。
沖『あー黒川?はぐれた』
「いや、知ってるわ!!んで、どこのへん?目印みたいなモンいって!」
沖『音楽流れてるとこでィ!』
「そこら中から流れてるわ!!分かるか!!」
まさかこんな所で二連発ボケがくるとは思わなかった。
「とりあえずさ、スピーカー以外の目印になるものはある?」
沖『んー綿菓子屋でィ』
「わかった動くなよ!」
沖『了解ー』
気の抜けた返事を聞いてから通話を切る。
「綿菓子屋の近くに沖田いるんだって。行こ、九兵衛。」
九「ああ。」
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riru(プロフ) - 狐桜華さん» かわいいですよね! (2014年3月10日 1時) (レス) id: 5c2d18922c (このIDを非表示/違反報告)
狐桜華 - ゆっくりって良いですよね♪ (2014年3月10日 1時) (レス) id: 5b088f07bc (このIDを非表示/違反報告)
波音(プロフ) - ミリーさん» あ、すいません(´・ω・`) (2013年11月16日 0時) (携帯から) (レス) id: 0d33f97ee3 (このIDを非表示/違反報告)
ミリー - 37話の最後らへんの沖田のセリフです (2013年11月15日 22時) (レス) id: 49648e0741 (このIDを非表示/違反報告)
ミリー - 無理が無料になってます。これめちゃ面白い (2013年11月15日 22時) (レス) id: 49648e0741 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:riru | 作成日時:2013年10月5日 18時