34話 ページ12
「…テメェら…っっせーんだよ…」
俺は驚いた。黒川からドス黒いオーラと共にコイツから本当に出たのかと思う程低い声音。
沖「く…黒川…?」
情けないけど恐る恐る声をかけてみる。
「テメェら…うるせェっつってんだろーが…」
聞こえてないみたいだ。これは多分マジギレしてると思う。
「オイ校長…黙らせてください…アイツら…」
黒川が低い声音のまま校長に話しかける。一応敬語は使ってはいるが、あのドスの効いた声では敬語などもはや無意味だ。校長はビビりながらマイクに向かって喋る。
ハ『おい君たち!静かにしなさい!!』
静まらない。俺は校長からマイクを奪い、未だにドスの効いた声でブツブツ何かを言っている黒川へマイクを近づけた。
『…テメェら、黙りやがれ』
さっきの騒がしさが嘘のように去り、体育館が静寂に包まれる。
「さぁ校長、さっさと終わらせてください」
ハ「は…はい…」
黒川はまだイラついているようで校長が青ざめた顔をしながら表彰する。
舞台から降りた後、黒川に話しかけた。
沖「オイ黒川…;」
「あ?」
ダメだコイツ…完全に今機嫌悪い…;
そして今日黒川について一つわかったことがある。
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コイツはマジギレすると屁怒呂を超えるほど本気で怖い。
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riru(プロフ) - 狐桜華さん» かわいいですよね! (2014年3月10日 1時) (レス) id: 5c2d18922c (このIDを非表示/違反報告)
狐桜華 - ゆっくりって良いですよね♪ (2014年3月10日 1時) (レス) id: 5b088f07bc (このIDを非表示/違反報告)
波音(プロフ) - ミリーさん» あ、すいません(´・ω・`) (2013年11月16日 0時) (携帯から) (レス) id: 0d33f97ee3 (このIDを非表示/違反報告)
ミリー - 37話の最後らへんの沖田のセリフです (2013年11月15日 22時) (レス) id: 49648e0741 (このIDを非表示/違反報告)
ミリー - 無理が無料になってます。これめちゃ面白い (2013年11月15日 22時) (レス) id: 49648e0741 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:riru | 作成日時:2013年10月5日 18時