ハナミズキ (ページ15)

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やっぱり好きだページ15

隼 side.

「.......もう守られてるばっかりじゃ嫌だ。」

あー...俺.....Aちゃんのことが好きだって

Aちゃんのこと守ってやりたいって

話を聞いて思ったんだよね。

龍「あ。隼いいよ入ってきて」

「え？」

龍友に言われてドアを開ければ亜嵐に抱きしめられるAちゃんの姿があった。

.............なんかモヤモヤする。

「.......聞いてた？」

そう言われて頷くと龍友と亜嵐を睨むAちゃん。それすらも可愛いな～って思っちゃうんだから。

龍「そんな睨むなよ」

「........ハメられた」

隼「てか二人近すぎない？」

龍「これこいつらの普通だから」

亜「いいだろ～お前にはできねえだろ」

隼「は！？！？？？」

「亜嵐暑い」

亜「嬉しいくせに」

「うるさい～～～」

いつか俺がAちゃんを抱きしめる

そんな日がくるのだろうか。

......考えただけですげえ照れる。

「小森くんニヤニヤしてる」

亜「危ないから近づいちゃだめだぞ」

隼「おいAちゃんに変なこと吹き込むな」

龍「隼も男なんだな」

「なにが？」

亜「ほっとけ」

隼「ほんと俺のこと嫌いだな」

「亜嵐、仲良くしなきゃだめだよ？」

亜「はーい♡」

Aちゃんの言うことは素直に聞くんだな亜嵐って。...........どんだけ好きなんだよ。