過去編 16 ページ28
翌朝Aがリビングへ下りると、父親がソファでコーヒーを飲みながら新聞を読んでいた。
彼はAに気付くと、向かい側に座るよう促す。
父親「昨日、何故ああなったのか母さんに聞いたよ…修二が友達と喧嘩して、その子の歯が取れたらしい。」
夕方友人の母親から電話があり、丁度抜けそうな乳歯だった為大事にはしないと言われたそうだ。
相手に平謝りし通話を終えたところで修二が帰宅した事により、母は怒りを抑える事が出来ず手を上げてしまった＿という訳だ。
継母を"母さん"と呼ぶ父に言いたい事はあったが、Aは敢えてそれを口にせず彼の言葉を聞く。
黙ったままの彼女に、父親は深くため息をついた。
父親「お前の素行が悪いから、修二も友達に手を上げるようになってしまうんだぞ。少しは自重したらどうだ？」
「アンタの口から自重って言葉が出るなんて笑っちゃうね。」
父親「なんだと！？」
ガタン、と音を立て立ち上がる父親を、Aは見上げ鼻で笑う。
「世間体が大事なくせに堂々と浮気相手を嫁にする人が、自重なんて言葉知ってると思わなかったよ。」
父親「な…知って…！？」
「別に責めてる訳じゃないよ。ただアンタが勝手やってるんだから、私達が勝手しても文句言わないでね。」
そう言ってAは立ち上がると、リビングを出て行った。
階段を上がり部屋に戻ると、彼女のベッドで腹を出し大の字で眠る弟の姿に、Aは口元を緩める。
側に寄り添い頭を撫でてやると、彼は薄っすらと目を開け、へらりと笑ってみせた。
修二「ねーちゃん…おはよ…」
「おはよ修ちゃん。まだ寝る？」
修二が頷くと、Aは彼の横に寝転がり優しく抱き締める。
修二が頬を擦り寄せ再び眠れば、Aはゆるゆると彼の頭を撫で、自らも瞼を閉じ夢の中へと旅立った。
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マニ。(プロフ) - 子持ちししゃもさん» ✉️。はわわ！！宜しくお願い致します！あのボード返事送りました！其方の方でしゃもさんのボードの方に！返事待ってます！ (1月11日 20時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！是非行かせていただきます🤭 今後もよろしくお願いします🙇 (1月11日 20時) (レス) id: 197a8307a1 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 子持ちししゃもさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています、これからも応援してます！子持ちししゃもさん！😊💝 (1月11日 16時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - らむね@プリ小説もやってるよ！さん» コメントありがとうございます！頑張って更新しますので、今後もよろしくお願いします🤭 (11月10日 6時) (レス) id: 197a8307a1 (このIDを非表示/違反報告)
らむね@プリ小説もやってるよ！(プロフ) - コメント失礼します！本編から番外編まで、一気見しちゃいましたw 夢主も半間もみな尊すぎて……好きです！！ (11月10日 0時) (レス) id: 81e25a727e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子持ちししゃも | 作成日時：2022年2月23日 23時
