過去編 13 ページ25
18時前、Aを乗せた真一郎のバイクは半間家に到着する。
バイクから降りヘルメットを外すと、家の中から母親の、修二を罵倒する金切り声が聞こえてきた。
Aはヘルメットを真一郎に向かって放り投げると、急いで玄関のドアを開ける。
真一郎「うおっ……オイ！A！」
中からただならぬ雰囲気を感じた真一郎だったが、Aの後を追う訳にもいかず、とりあえず様子を見る事にした。
Aがリビングへ飛び込み目にしたのは、修二が座り込み、その目の前には母親が仁王立ちをしている姿だった。
母親はAを目にすると、怒りを更にヒートアップさせた。
母親「姉が姉なら弟も弟ね！どうしてこうも問題ばかり起こすのかしら！」
母親は修二の襟元を掴むと、彼の頬に平手打ちをした。
それを見たAは彼女を突き飛ばし、修二を抱き締める。
「修ちゃん大丈……！」
修二の両頬は真っ赤に腫れ、鼻からは血が垂れていた。
Aは立ち上がると、母親に近付き彼女の襟元を掴む。
「私の修二に何してんの？ねぇ……死にたいの？」
勢い良く振り下ろされたAの腕は、母親に当たる寸前で真一郎に止められた。
彼は先程、Aが母親を突き飛ばした際割れた花瓶の音を聞きつけ、只事ではないと判断し中へと入ってきたのだ。
真一郎「やめろA！」
「邪魔。真一郎には関係ないでしょ。」
開いた瞳孔で睨むAに、真一郎はゾクリとした。
真一郎「離したらお前、この人の事殺しかねねぇだろ！そしたら弟はどうすんだ！？お前と離ればなれになってもいいのか！？」
真一郎の言葉で冷静さを取り戻したAは、「修ちゃん…」と呟き腕の力を抜く。
彼の手が離れると、Aは修二の元へと駆け寄った。
「修ちゃん、ティッシュで鼻抑えててね。今保冷剤持ってくるから。」
Aは優しく修二を抱き締めると、冷蔵庫から保冷剤を出し、それをタオルで巻いて彼の頬に当てた。
Aが修二を介抱している間、真一郎は母親を支えソファへと移動させる。
大丈夫かと尋ねる彼に、母親は怯えた表情で首を横に振った。
腹部を押さえながら痛みを訴える彼女の顔は、クーラーが効いている室内だというのに汗が流れていた。
"赤ちゃんが…"という彼女の呟きに、真一郎は急いで救急車を呼ぶ。
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マニ。(プロフ) - 子持ちししゃもさん» ✉️。はわわ！！宜しくお願い致します！あのボード返事送りました！其方の方でしゃもさんのボードの方に！返事待ってます！ (1月11日 20時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！是非行かせていただきます🤭 今後もよろしくお願いします🙇 (1月11日 20時) (レス) id: 197a8307a1 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 子持ちししゃもさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています、これからも応援してます！子持ちししゃもさん！😊💝 (1月11日 16時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - らむね@プリ小説もやってるよ！さん» コメントありがとうございます！頑張って更新しますので、今後もよろしくお願いします🤭 (11月10日 6時) (レス) id: 197a8307a1 (このIDを非表示/違反報告)
らむね@プリ小説もやってるよ！(プロフ) - コメント失礼します！本編から番外編まで、一気見しちゃいましたw 夢主も半間もみな尊すぎて……好きです！！ (11月10日 0時) (レス) id: 81e25a727e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子持ちししゃも | 作成日時：2022年2月23日 23時
