過去編 11 ページ23
夏休みも残り一週間となったある日。
トレーニングを終えたAは、今牛の家にあるクッションでゴロゴロとくつろいでいた。
隣には同じくゴロゴロとする真一郎が、漫画を読み耽っている。
今牛「ここはお前等の家か。」
真一郎「ワカの家は第二の自宅だ。」
「自分ちより落ち着きます。」
ドアが開きトイレに行っていた明司が戻って来ると、真一郎は漫画を閉じて起き上がる。
真一郎「なぁ武臣ぃ〜、腹減った。」
明司「なんで運動してないお前が腹減るんだよ。」
真一郎曰く、激しく動き回るA達を見ていたら、自分までカロリーを消費した気になるのだそうだ。
明司は自身の腕に巻かれている時計に目をやると、早めの夕食でも食べに行くかと三人に尋ねる。
明司「あぁでも、Aは親御さんが家で晩飯作ってるよな？」
「大丈夫です、あの人の作った物食べる気ないし。」
真一郎「あの人って母ちゃんの事か？」
親は大事にしろよ、と真一郎がAの頭を撫でると、彼女は「あの人は母親じゃない」と言って眉をしかめた。
「ウチの父さん、何年か前に再婚したの。」
今牛「新しい母親と仲悪ぃの？」
「お互いに嫌ってるんです。私、目元以外母さん似だから。」
Aの両親と継母は、元々職場の同僚だった。
父親の猛アタックの末両親は結婚したが、Aが生まれた辺りから継母とは不倫関係にあり、母親が修二を妊娠した時にはほぼ相手の家に入り浸っていたらしい。
母親は無事出産を終えたは良いが、産後の肥立ちが悪く、修二が一歳を過ぎた頃に亡くなってしまったのだ。
今牛「浮気相手の家に入り浸ってたのに弟妊娠するっておかしくねぇ？」
「母さん馬鹿だから、それでも父さんの事好きだったみたい。弟が生まれたら戻って来てくれるって信じてたみたいですよ。」
今牛「あぁ…なるほど…」
明司「母親を馬鹿呼ばわり…」
母親の良かった所は弟を遺してくれた事だ、と呟くAに、今牛達は苦笑する他なかった。
四人は外に出ると、バイクに跨り近所のファミレスへと向かう。
ちなみにAの定位置は真一郎の後ろだ。
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マニ。(プロフ) - 子持ちししゃもさん» ✉️。はわわ！！宜しくお願い致します！あのボード返事送りました！其方の方でしゃもさんのボードの方に！返事待ってます！ (1月11日 20時) (
レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - マニ。さん» ありがとうございます！是非行かせていただきます🤭 今後もよろしくお願いします🙇 (1月11日 20時) (レス) id: 197a8307a1 (このIDを非表示/違反報告)
マニ。(プロフ) - 子持ちししゃもさん» ✉️。こんにちは！とても面白いです！もしよろしければ一緒にボードで会話しませんか？お返事お待ちしています、これからも応援してます！子持ちししゃもさん！😊💝 (1月11日 16時) (レス) id: b32654e3a5 (このIDを非表示/違反報告)
子持ちししゃも(プロフ) - らむね@プリ小説もやってるよ！さん» コメントありがとうございます！頑張って更新しますので、今後もよろしくお願いします🤭 (11月10日 6時) (レス) id: 197a8307a1 (このIDを非表示/違反報告)
らむね@プリ小説もやってるよ！(プロフ) - コメント失礼します！本編から番外編まで、一気見しちゃいましたw 夢主も半間もみな尊すぎて……好きです！！ (11月10日 0時) (レス) id: 81e25a727e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子持ちししゃも | 作成日時：2022年2月23日 23時
