【黒子のバスケ】元明洸中の女の子はキセキの世代と合宿をしました【花宮真・黛千尋】

私のもの ページ43

貴方side

それからずっと取り返したいって
思っていたリストバンド

これがチャンス





貴「ねぇ、いいよね？」

黒子「すいません、できません」





貴「は！？何言ってんの？
私たちに勝つ自信がないわけ？」



黒子「そういうわけではないんです……
でも………これを賭けの対象にしたくない。

荻原くんの大切なものですから。
それに…荻原くんがAさんにというなら、勝負ではなく僕は返します」









あー、もうムカつく。

真が言ってること分かる
いい子ちゃんばっかで






貴「うざ……」

黒子「？！」




花宮「A！」



真からパスがきた。




貴「どいつもこいつも………
ムカつく……」





黄瀬も緑間も…
そして黒子も







貴「それは私のものなんだよ」

黒子「！！！」






ボールを持った手で腕を振り下ろした。






何もかもが壊れてしまえばいい。
もう私には理性なんてなかった。





別に傷つけるつもりはなかった




けど、
シゲのことを1番分かってるような
顔をしているこいつがムカついて…




私の心に溜まっていたものが
爆発してしまった







(ドンッ)







黒子「っ！」

消せない記憶→←交渉

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す