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過去編-好きだった- ページ32

貴方side

体育館へ行くと
聞き覚えのある声が聞こえた。



原「それで?花宮はどうすんの?」

瀬戸「A自身苦しいだろ」


山崎「なんであんなキレたんだよ」



花宮「俺は…
やっぱりあいつに選手でいて欲しい」

古橋「それはお前の我儘だろ、
あいつの気持ちも考えろ」



嬉しかった



先輩たちが
そんなに私のことを考えてくれていたなんて
知らなかったから





でも……





花宮「あいつのバスケしてる時の
笑顔好きだったんだ…

お前らは知らねーだろ?
あいつバスケする時いつも笑うんだぜ?

でもそんな笑顔見てたら
自然とバスケが楽しくなった

何も知らねーお前らに言われたかねーよ」




瀬戸「じゃあ、意地でも選手をさせる気か?」

花宮「当たり前だろーが…
またあの笑顔を俺は見たいんだよ」


そう呟く花宮さんの顔はとても優しくて、
どこか遠くを見つめているようだった。






花宮「あいつの笑顔、俺に微笑む顔、
でもすげー生意気なとこ

無邪気に思ったことを素直に伝えるとこ、
バスケが大好きなバスケ馬鹿なとこ…

全てが好きだった………」





好きだったか

ようやく分かったんだ。
花宮さんの考えていたことが。



好きということは嬉しい…
でも私の恋は…報われないこと。




リストバンドを握りしめる。

涙は止まらなくて、
私はその場から必死で走って逃げた

過去編-喜ぶなら-→←過去編-宝物-



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(プロフ) - 神宮寺れいさん» 了解!^ - ^ (2014年12月15日 14時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
神宮寺れい(プロフ) - 光さん» わかったよ〜 光さんのボードにいくね? (2014年12月15日 14時) (レス) id: ca92bbeafc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 神宮寺れいさん» どっちでもいいよー( ^ω^ )!! (2014年12月15日 8時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
神宮寺れい(プロフ) - 光さん» イイヨー(^O^)光さんのボード? (2014年12月15日 6時) (レス) id: ca92bbeafc (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 神宮寺れいさん» まあスッキリはしてるww俺赤司最高だったよね^ ^あ、思ったんだけどボードで話さない?( ^ω^ ) (2014年12月15日 1時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2014年9月30日 15時

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