【銀魂】〜鬼兵隊の少女は記憶喪失中３〜【高杉晋助】【坂田銀時】

86話目 ページ18

晋助side





待て……まだ状況がイマイチ理解できてねェ…




Aは相変わらずベタベタと抱きついて嬉しそうな顔してやがる…くそ可愛いな、おい





Aは、記憶喪失して俺のもとを去り真選組に入った





前に会った時、Aは俺のことなんざ覚えちゃいなかった…







だか今目の前にいるAは俺の事を覚えてやがる




しかも5日ぶり…って言ってたか？



つまり、俺と会ってない1年分の記憶が全部飛んでやがんのか








Aがいない間…俺は気が変になりそうだった





いつもお前のこと考えてた









.









.








寂しかった………



辛かった…………








その1年間を、オメェは覚えちゃいねぇのか…









晋「A………………」





貴「何？晋助」





晋「……会いたかった。ずっと、Aのこと考えてた……」







俺がそう言うと、顔を真っ赤にして嬉しそうな顔をする









その顔も、声も、何もかも…全てが愛しい………









晋「A……」




貴「今度は何？さっきの真面目な顔で言われて結構恥ずかしかったんだけど！」





晋「もう2度と…俺から離れるんじゃねェぞ。…まぁ、俺も離してやる気なんざねェから覚悟しとけ」





貴「…………うん。…もう2度と晋助から、離れないよ」

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