【銀魂】〜鬼兵隊の少女は記憶喪失中３〜【高杉晋助】【坂田銀時】

81話目 ページ13

沖田side





A.......かもしれない女に気を取られていて、隣にいた男の行動に気付けなかった





そいつは俺の後ろにいた隊士を一瞬で殺した





神「本気で殺り合おうか」







殺気







いくつもの戦場をくぐり抜けてきた奴が纏う殺気






沖「てめぇ............死ぬ覚悟はできてんだろうな.....」




対抗するように俺も殺気を出す





神「死ぬ気は無いヨ.........殺す気はあるけど」







お互い間合いを取りながら機会をうかがう









二人が衝突する瞬間、二人を上回る殺気が二人を襲う







沖「っ！！............」




神「...........Aどうしたの？そんなに殺気出して」



沖「A？！.......てめぇ、真選組を裏切るつもりか....？」





貴「...........神威...行くよ.....」





無視かよっ





沖「おいA！！待て！！！」




追いかけようと一歩踏み出した時、足から血が出る




貴「.....誰かは知らないけど.......気安く話しかけないで...。


真選組を裏切るとか、訳分かんないこと言わないで。


私は鬼兵隊総督、高杉晋助の側近のAよ」









外套のせいで顔を見えないが、その声は俺の知っているAの声だ









貴「.....さようなら」

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