愛及屋烏は私だけ。【五条悟】【ボカロ曲参考！】

烏が四十三羽屋根にとまる ページ47

*



『私と五条の関係、ねぇ…』


失恋した当日にそんな話をしろだなんて拷問すぎる…


するとそれを察したのか

虎「あ、言いにくい感じでした？
余計なこと訊いてスイマセン汗」
と謝らせてしまった。

『いやいや！そんなっ！
言いにくい関係なんかじゃないよ！？ただの同級だよ！マジで！』


虎「いや別にそんな疑ってねぇけど…www」


ふふっ、と笑う悠仁。
The高校生みたいなキラキラした雰囲気を纏ってる。けど。


『……宿儺の指食べちゃうとか普通じゃないよね。うん。』


虎「アレくそ不味いしな。」


いやそこじゃないでしょ！？
とツッコミたいところだが致し方ない。


すると誰かが階段を降りてくるおとがした。


反射的に机の裏に隠れる。
……だって悟の呪力を感じたから。

えっ、でもこれ明らかに隠れきれてないんだが。机だし。


五「悠仁」

虎「五条先生！？用事は！？」

お？

五「出掛けるよ悠仁」

おやおや？

虎「えぇ！？」

これは案外バレてないのでは！？

五「課外授業、呪術戦の頂点「領域展開」について教えてあげる」


お、このまま気がつかれずに……

五「……バレてるよ。」


あはは〜ですよね〜〜。


虎「？？」


まぁ深く追及せずにトんでいってくれたのは感謝しよう。

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