愛及屋烏は私だけ。【五条悟】【ボカロ曲参考！】

烏が三十九羽屋根にとまる ページ43

*


伊「………………。」

『…………………。』


うわ気まず…と思ったけど今はそんなどころじゃない

え、まってどうゆうこと？？
全然状況を理解出来ないんだけど。

『え、私いまフラれた……？？』



ｼｰｰｰﾝ



伊「あの、もしかしてなんですが。


………原因私だったりします？？」



『……。』


伊「もしかして、もうとっくに治っていたのに余計なこと言ったから…
(……Aさんを本気で怒らせると、
“あの”五条さんが三日間甘いモノを口に出来なくなるほどだという伝説が……
これは私は泣いてしまう！
泣く、っていうかそれどころではない……！！)」


『ぃゃ……違う。違くないけど違う。

もうとっくに治ってたのは確かだし伊地知が余計なこと言ったせいで誤解はされたけど…』

伊((ﾋﾞｸｯ))

『信じてくれない悟も悟だから。』


なんで…私を信じてくれなかったんだろう。

さっきまで頭の中が真っ白でなにがあったか理解できなかったけど

落ち着いてきて冷静になったら、胸の痛みと共に

何故自分を信じてくれなかったのかという
憤りと、失望と、疑問と。

あぁ、もううんざりだ。


伊「あのｯ！！ちゃんと私から説明しますね、今すぐに！！！」


『いや、いい。やめて。』

伊「はｯ、はい！！仰せのままに！！」

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