それではインタビューを始めます続 (ページ39)

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シャツページ39

＜番外編＞

これは私たちが付き合ってから少し経った時の話

私は走りながら界人くんのおうちに向かっていた

『ひゃぁ～雨だ～！』

ポツポツと降っていた雨がいつのまにかザーザーと降り始める

界人くんのおうちに着く頃にはびしょびしょになってしまっていた

『おじゃましま～す…』

石川「うわあこれは盛大に濡れたね…」

『うん…へっくしゅっ…』

私がくしゃみをひとつすると界人くんが慌てて

石川「お風呂！風邪ひいちゃうから！」

言われるままにお風呂に入る

お湯に入ってあったまって、体を拭いて、気づく

『服ない！！！』

まあ下着はしょうがないからさっきつけてたのをつける

脱衣所を見回すと、畳まれた界人くんのTシャツが

『お借りします…』

……

石川side..

お風呂から出たAさんを見て飲んでいた水を吹き出した

『ごめん界人くん、服借りちゃった…』

ほてった真っ赤な頬にまだ少し濡れている髪の毛

それに加えて俺のダボダボのTシャツを着ていて

こんな彼女の姿見て嬉しくない彼氏がどこにいる

石川「……Aさん、こっちおいで」

『ん？』

トコトコと歩いてきたAさんを抱きしめる

『ひゃぁっ！？どうしたの？』

石川「可愛すぎて無理…」

『えええ！？』

照れてあたふたしてるAさん

石川「その格好は反則だよ…」

『あ、この服ダメだった…？』

石川「いや、最高です。まじで。」

『この服ね、界人くんの匂いがしてすごく安心する…』

爆弾発言

色々限界です

石川「Aさんが悪いから…」

『え！？』

驚いているAさんを抱っこして、寝室に向かった

ーー

最近暗い話が続いたのでお口直し(？)に甘々の話です
彼シャツいいっすね