サイズ ページ24
ある日の夜、界人くんと一緒にテレビを見ていると、
石川「…そういえば、Aさん。この前さ、めっちゃAさんに似合いそうな指輪見つけてね、プレゼントしたいから指輪のサイズ教えてもらってもいい?」
『えええええ!ありがとう!界人くんだいすき…!!えっとね、サイズはね…』
なんですかこの彼氏、
記念日とかでなくなんでもない日にプレゼントとか…
……………はああああ好き
石川「え、指細いね…ちゃんと食べてる?」
『食べてるよ?界人くんが1番知ってるでしょ?』
石川「…確かに(笑)」
私の手をフニフニ触る
くすぐったい
『界人くん、手、おっきいね』
くすぐったいのを避けるため界人くんの手のひらに私の手のひらを合わせる
石川「Aさんの手が小さいんだよ」
ぎゅっと手を握られる
界人くんの熱があったかくて、心まであったまる
『えへへ、界人くん、』
石川「ん?」
『大好き〜』
石川「俺も、大好き」
ちゅ、と手の甲にキスを落とされる
お姫様になった気分で、なんだか気恥ずかしい
石川「これからもよろしくね、お姫様?」
私の心を読んだのか、そう言ってくる
『こ、こちらこそ、よろしくお願いします…王子、様?』
真っ赤であろう自分の顔を誤魔化すため、界人くんに抱きつく
石川「………可愛すぎる」
そう言って、私の頭を優しく撫でてくれた
377人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もちも(プロフ) - あぁぁ夢主が可愛すぎるもうこの2人の家の壁になりたいです。 (2021年6月1日 20時) (レス) id: 4c18919090 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こまつ | 作成日時:2021年3月6日 16時