先輩 ページ21
『う゛ぅっ…ぅぅ……高槻、さん、ぅぅぅ』
高槻「あーあー、よしよし…」
今私は泣きながら高槻さんのお宅にお邪魔してます
『別れたくないけど、界人くんが、他に好きな子できたなら、別れなきゃ、って、』
高槻「も〜…Aちゃん、石川さんの話ちゃんと聞いたの?思い込みで話しちゃダメだよ?」
『でも、でもじゃあなんでポケットに女の人のものが入ってるんですか?』
高槻「それは、本人に聞くしかないよ」
う゛っ………たしかに………
今冷静になってみると、自分の言いたいことだけ言って出てきちゃった気がする………
『界人くん、怒ってるかな……』
高槻「よし、送ってあげるから、家帰って謝ろ?」
『はい、、ほんとにありがとうございます…!あの、界人くんに電話してもいいですか…?』
もちろん、と言ってくださったのでベランダに出る
何回かのコール音で界人くんが電話に出る
『もしも…』
石川「Aさん、不安な気持ちにさせて本当にごめん……ちゃんと誤解解きたいから、帰ってきてくれませんか…?」
悲しそうな界人くんの声を聞いていると、どうしようもないくらい好きな気持ちが溢れて
『界人くん、ごめん、ね、界人くんの話、全然聞かずに、わたし……今から、家帰るから、』
石川「迎えに行ってもいい?」
『……怒ってないの?』
石川「これは俺が悪いから、怒るわけないよ?」
『よかった…高槻さんの家にお邪魔してるから、迎えにきてくれたら、うれしい、です』
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もちも(プロフ) - あぁぁ夢主が可愛すぎるもうこの2人の家の壁になりたいです。 (2021年6月1日 20時) (レス) id: 4c18919090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こまつ | 作成日時:2021年3月6日 16時