大人数 ページ38
グラタンをオーブンに入れ、スープをかき混ぜているとインターホンが鳴った
『界人くん…!』
スープの火を止め、小走りで玄関まで行き、ドアを開けた
『いらっしゃいませ!』
石川「お邪魔します…」
江口「こんばんは!」
西山「こんばんは!」
斉藤「こんばんは!」
ぐったりしてる界人くんと…
『あれ!江口さんと西山さんと壮馬さん!』
斉藤「久しぶり〜!」
西山「僕の名前知ってるの!」
『次のインタビュー、西山さんなんです(笑)』
西山「わああ!よろしくね!」
すごく可愛い人だ
江口「……へっくしゅん!」
突然江口さんのくしゃみが響いた
江口「ズビッ…」
沈黙が流れる
江口「…すんません」
『あの、どうぞ中に…』
玄関先は寒いので、風邪をひいたら大変だ
みなさんがおじゃましま〜すと入ってくる
やっぱ江口さんは背が高いなぁ
『あ、もうすぐできるので、適当に座っててください』
あ!しまった
こんなに人が来るとは思わなかったからご飯追加で作らないと…
悩んだ結果、青椒肉絲を作ることにした
野菜を刻んでいると、オーブンが終わりを知らせ、
ご飯も炊き上がった
オーブンからグラタン出して、ご飯かき混ぜて…
あっでも早くこの青椒肉絲も完成させないと…!
一人でテンパっていると、
石川「ごめんね、連絡もなしに人連れてきちゃって…手伝います」
界人くんが手伝ってくれることに
『ううん、大丈夫!いっぱい人いた方が楽しいしね!』
そう言うと、界人くんが私の耳元で
石川「ほんとは二人きりがよかったんだけど…この埋め合わせはまた今度ね」
と囁いた
『…っ、はい』
かっこいい声に体が痺れたように震える
石川「よし、じゃあ何すればいい?」
何事もなかったかのように界人くんが私に聞く
『あっ、炊飯器のご飯かき混ぜてほしい!それ終わったら、野菜切るの手伝ってくれる?』
了解〜と作業に取り掛かる界人くん
大好きだな…
〜〜
江口「うわ」
斉藤「うわ」
西山「うわ」
江口「ちょーラブラブじゃないか」
斉藤「今日お邪魔しない方が良かったかな」
西山「僕は界人くんの幸せそうな顔が見れて満足です…」
3人が2人をニヤニヤしながら見つめてたことは2人は気づきませんでした
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こまつ(プロフ) - めろさん» わあああ嬉しいです!!続編今迷い中です…!わたしがどんな選択をしたとしてもこれからもよろしくお願いします〜〜! (2021年1月3日 8時) (レス) id: 00e9a0f01d (このIDを非表示/違反報告)
めろ - 続編作ってください! こまつさんの小説大好きです!! (2021年1月3日 0時) (レス) id: 2e1da60e08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こまつ | 作成日時:2020年8月13日 11時