百話記念 ５年後※微裏 ページ7
その後の言葉が続かなかった
身体中の血液が沸騰したように熱くなり、額からは汗が吹き出る
そして、どんどん麻痺していく
しまいには意識が朦朧としてーー
バタリ…その場に崩れ込む
それをタイミングよくAが受け止めた
貴方 ｢貴様っ……！！｣
ギリッと奥歯を噛み締めた音が鳴る
キッと睨みをきかす
既に、毒を持ったマフィアの人間はボンゴレ側のマフィアに取り押さえられ、暴れている
Aは立ち上がり、相手へと向かっていく
一発どころか顔の骨が割るまで殴ってやろうと思った
が、しかしーー
｢A様。アンタが手を汚すほどではない…｣
Aが握った拳を掴み止めるガナッシュ
Aはそのせいで自我というものを思い出した
・
・
・
XANXUS ｢最終的にどうなった…？｣
だるそうなのは変わらずAに話しかける
今のAは安心したのか普通だ
貴方 ｢今、毒を盛った相手側のマフィアはスクアーロと獄寺君が半狂乱で取り調べ中｣
パーティには、10代目沢田綱吉とその守護者も来ていた
それを聞いたXANXUSは少々声を出し笑った
Aは一度だけため息を吐くと髪を左側の肩に乗せ纏める
ドレスから大きく空いた真っ白な背中が露となった
本当にーー
白くーー
跡をつけたら一瞬で分かってしまいそうなーー
今のAの服装はオフショルダーの黒色のパーティードレスだ
くるぶしまであるロングスカートには太腿までのスリットが大きくザックリと入っている
背中は胸下辺りまで開いていて、真っ白な背中が見えている
自分の手中にある者だとは思えない程綺麗で故意に汚したくなるーー
パシンッとXANXUSは額に片手を置いた
何考えてんだ俺は……
Aがこちらに振り向く
貴方 ｢でも…本当に心配…ボスが居なくなったら困る。｣
ムッと顔を顰めた
他人の心配か…
暗殺部隊に居るには綺麗すぎるーー
やっぱり汚してェ…ーー
気づいたら手がAの腰に回っていた
この際どうなったって構わねェか…
Aは案の定｢え…？え！？｣と動揺している
昔と今とじゃ訳が違う
カプリ、とAの首に噛み付く
貴方 ｢…っ///｣
Aはビクリッと背を仰け反らせた
貴方 ｢ぼ、ボス…///や、やめ…ーー｣
XANXUS ｢てめェは黙ってる事が出来ねェのか｣
Aの顎を掴み、少し強引に口を塞ぐ
Aの口からは度々、酸素を吸うように短く吐息が漏れる
その度に少し虐めてみたくなり、何度も角度を変えては、口を塞ぐ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レナ(プロフ) - 当たり前です！w (2016年1月10日 15時) (
レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - レナさん» あけましておめでとうございます〜！！！こちらこそ今年も小説共々よろしくお願いします！！ (2016年1月7日 20時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします (2016年1月3日 8時) (レス) id: f616076e22 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - (´ぅω・｀)ﾈﾑｲさん» ご指摘ありがとうございます！お手数お掛けしますが、どの話でしょうか、、、 (2015年11月30日 9時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
(´ぅω・｀)ﾈﾑｲ - 並森じゃなくて並盛ですよ (2015年11月20日 4時) (レス) id: c8e96e2c55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サルモネラ菌 x他1人 | 作成日時：2015年6月7日 8時
