標的158 勿論、消し炭。 ページ49
バーズ 「おのれガキの分際で...！！ヂヂ＆ジジ！！こうなれば皆殺してしまえ！！」
一心不乱に叫び散らすバーズ
京子 『こんにちはシャマル先生、それにAちゃん！』
黒川 『保健のオッサンとA知り合い？』
即座にAは花に露骨に嫌そうな顔をした
黒川 『あ、あぁ、察するに複雑なのね』
シャマル 『今日はすみやかに帰ることを進めるぜレディ達、惚れる前に帰んな』
そう決め顔でいうシャマルにボソリと『何言ってんだ意味わかんねェぞエロオヤジ』
シャマル 『おじさんが送ってあげようか！』
とシャマルは言う
むしろシャマルの中のシナリオではこのまま送っていって後はAに任せたよ！の展開のようだ
が、
黒川 『ヤバイよこのオッサン、京子帰ろ』
花は引き気味に京子の手を引っ張り遠ざかる
これでやっと『え、帰っちゃうの、え...』とショックに打ちひしがれる
全く、と悟るA
だからといってシャマルはそんな事でへこたれる訳でもなく
シャマル 『じゃーね！！麗しの子猫ちゃん達〜！！今度はチューしようね〜！！！』
貴方 『おっと鳥肌』
シャマル 『おい今何つった糞ガキ』
京子達が急いで逃げていった後にシャマルはAに向き直る
シャマル 『いいか...確実に“殺せ”』
っ......…
Aはフンッと鼻を鳴らしシャマルに背を向け目の前の敵の方へ目を向ける
背越しに言った
貴方 『今ここでコイツを完全に殺せば処理するものが困るだろ...半殺しにして自力で帰らせる事だ』
殺し。
その言葉を何より苦手な言葉で何より自分に課せられた一生の試練なのかもしれない
ギギィィィィッッ！！と飢えたように涎を垂らし叫ぶヂヂ
Aは目を細め『ほぅ...』と言葉を吐く
貴方 『まるでペットのような生き物だな』
皮肉混じりに言う
Aに向かってくる
に、対しAは眉を下げ仕方なさそうに笑う
そして言った
貴方 『消し炭だ』
地面を蹴りその反動でヂヂの腹部にひじ打ちを決める
腹部にピンポイントでのめり込むAの肘に対し振動で後ろによろける
それを狙い、すぐに低くかがむとヂヂの足を掬い後ろに倒す
ヂヂ 『ギギィッ...！！』
強くコンクリートで打った頭に唸り声をあげる
貴方 『まだまだ』
軽く飛び、塀を蹴りあげ背が孤を描き宙を舞う
貴方 『京子ちゃん達にあんな怖い思いさせた罪は重いぞ』
思ったより早かった第5期に向けて→←標的157 予想外の救世主到来
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レナ(プロフ) - 当たり前です！w (2016年1月10日 15時) (
レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - レナさん» あけましておめでとうございます〜！！！こちらこそ今年も小説共々よろしくお願いします！！ (2016年1月7日 20時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします (2016年1月3日 8時) (レス) id: f616076e22 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - (´ぅω・｀)ﾈﾑｲさん» ご指摘ありがとうございます！お手数お掛けしますが、どの話でしょうか、、、 (2015年11月30日 9時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
(´ぅω・｀)ﾈﾑｲ - 並森じゃなくて並盛ですよ (2015年11月20日 4時) (レス) id: c8e96e2c55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サルモネラ菌 x他1人 | 作成日時：2015年6月7日 8時
