標的154 笹川先輩 ページ45
重い足取りで扉を開け中から出していると
奈々 「あら、Aちゃん？」
貴方 「あ、奈々さん！こんにちは」
隣の住人である沢田奈々から声をかけられAはにこやかに笑い返す
奈々さんは本当に良い人だ
見ず知らずの自分にここまで優しくしてくれる
少しこれが任務じゃなければと思う時がある...
奈々 「体調大丈夫？」
貴方 「あ、え、えェ、まァ...朝よりは...」
苦笑いをし目を逸らすA
奈々は心配そうに「早く治るといいわねェ...」と言った
するとそれに付け加える
奈々 「あ！でも、勉強に遅れることはないかもしれないわね！」
Aはその言葉に「？」を浮かべる
奈々 「例の並中事件でね、学校がついさっき閉鎖になったのよ」
その言葉にAは「え、そんなに酷くなるまで...？」と問う
奈々 「同じクラスの笹川京子ちゃん居るでしょ？あの子のお兄さんも襲われちゃったみたいで」
貴方 「笹川先輩...」
1度過去に行ってもらった歓迎会で会った事があり全く話の通じない人だったのをよく覚えている
それに、京子ちゃんがあの風紀委員長と互角にやりあった話を聞いた途端「我がボクシング部は女も入部を受け付けるぞ！！」と迫られたものだ
それからというもの会っては「で、どうなんだ入部は！！」と追いかけ回される
確かに面倒な人だが妹思いな人だとは思っている
Aは京子の事を思うと少し不安になった
奈々 「にも関わらずさっきツナとリボーン君がいそいそと出ていってね...こんな時に遊びに行くのかしら？」
暫く奈々と談笑を交わし、Aは家へと入っていった
少し今回の事件が引っかかる
了平だって武道をたしなんでいるのだから少なからず強いはずだ
それにリボーンとツナが出ていったというのも気になる
ツナだけならまだ遊びだと考えられるが、リボーンも一緒と聞くと...
貴方 「マフィア絡み...？いや、もしこの件が繋がっていたとしたら学生をこれ程までに襲うマフィアが居るだろうか...」
ふむ、顎に手を添え考える
が、ここまでに色々な疲労を抱え込んだAはすぐに疲れ果て考えるのを止めた
たまにはお菓子作りなんて言うのもどうだろうか
ここに来る前までルッスーリアとは毎日の如く菓子作りをしていた
こうも作っていないとたまには作りたくなる
そうだな何を作ろうか......
アップルパイなんてどうだろうか
丁度材料がある
そう思い、Aは作り始める
標的155 クソシャマル訪問。→←標的153 虫の知らせとかいうやつ
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レナ(プロフ) - 当たり前です！w (2016年1月10日 15時) (
レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - レナさん» あけましておめでとうございます〜！！！こちらこそ今年も小説共々よろしくお願いします！！ (2016年1月7日 20時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします (2016年1月3日 8時) (レス) id: f616076e22 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - (´ぅω・｀)ﾈﾑｲさん» ご指摘ありがとうございます！お手数お掛けしますが、どの話でしょうか、、、 (2015年11月30日 9時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
(´ぅω・｀)ﾈﾑｲ - 並森じゃなくて並盛ですよ (2015年11月20日 4時) (レス) id: c8e96e2c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サルモネラ菌 x他1人 | 作成日時：2015年6月7日 8時
