百話記念 鮫と馬と猫と ページ3
ディーノは懐かしむように、昔の事を口に出して行く
ディーノ ｢元々俺達は、マフィア専門の学校で一緒でな。まァ、所謂同級生ってやつだ｣
と、言われAは要約、腕の中から開放してもらった為、スクアーロを横目で見る
貴方 ｢そもそも僕は貴様がちゃんと学校に通っていたということに驚きだ｣
スクアーロ ｢食いつくところそこかァ？｣
ディーノは尚、話していく
ディーノ ｢その頃から既にヴァリアーに確か加盟してたよな｣
再び、Aはスクアーロを横目で見ると｢ヴァリアーに行きながら学校に行ったのか。真面目だな｣と言った
スクアーロは機嫌の悪そうに｢もうツッコまねェからなァ゛｣と言うと腕を組んだ
ディーノ ｢そうかー…Aは本当にヴァリアーに居るんだな…｣
ふと関心したように言葉を吐く
ディーノはAがヴァリアーに居るということを知ってから、本気でAの身を案じていた
どれだけ、ヴァリアーが暴挙を振るっていたかを知っていたからだーー
ロマーリオ ｢ボス、あれからというもの煩かったんだぜ？本当についさっきまで、ヴァリアーの本部に行くとまで言っていたからな｣
ロマーリオはニヤニヤと笑みを浮かべAに言った
ディーノは｢要らねェこと言うなよ！ロマーリオ！！｣とロマーリオの言動を制した
スクアーロはそのまま機嫌が悪そうに｢ウチは無差別に殺すなんて事しねェからなァ゛｣と嫌味全開で言う
ディーノ｢さて…どうだかな｣
ディーノは言葉を逆なでするように言う
その言葉にどんな意味が込められていたかAは知る余地もなかった
そして、ディーノは二人を交互に見ると｢んー、その、なんだ。買い物中だったのか？｣と聞いた
きっと邪魔をしては悪いとでも思ったのだろう
貴方 ｢まァ、そんな所だ。スクアーロは僕の荷物係だがな｣
スクアーロに後ろの後頭部を掴まれ握りつぶされそうだったが、それをディーノが｢まァまァ｣と宥めた
ディーノ ｢でも本当に心配してたんだぞ？ビビりで人見知りだしな｣
はは、っと笑いながらAの目線に合わせて腰を折る
Aはムッとし、余計なお世話だ、と言った
すると、またディーノは笑った
今日はよく笑うなぁ…
少し不思議に思ったが、口には出さなかった
ただそれが自分の意志か、はたまた何かは分からないが、なんとなく口に出すべきではないと思ったからだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 245人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
レナ(プロフ) - 当たり前です！w (2016年1月10日 15時) (
レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - レナさん» あけましておめでとうございます〜！！！こちらこそ今年も小説共々よろしくお願いします！！ (2016年1月7日 20時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします (2016年1月3日 8時) (レス) id: f616076e22 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - (´ぅω・｀)ﾈﾑｲさん» ご指摘ありがとうございます！お手数お掛けしますが、どの話でしょうか、、、 (2015年11月30日 9時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
(´ぅω・｀)ﾈﾑｲ - 並森じゃなくて並盛ですよ (2015年11月20日 4時) (レス) id: c8e96e2c55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：サルモネラ菌 x他1人 | 作成日時：2015年6月7日 8時
