百話記念 鮫と馬と猫と ページ2
｢｢｢あ。｣｣｣
三人の声が見事にシンクロした
イタリア郊外のとある道で、偶然にもすれ違いざまに見たお互いの顔
片方は銀髪二人組
もう片方は、金髪と黒髪のメガネ
ディーノ ｢A！！一昨日ぶりだな！｣
軽く挨拶をし、Aをギュウッと抱きしめる彼は、キャッバローネファミリーのボス。
跳ね馬ディーノである
Aは街のしかもほぼど真ん中でその行動をとるディーノにギョッとする
頬を素早く紅潮させ、口をパクパクと動かす
まだこれが、二人だけとか、ロマーリオのみ目撃者が居なかったらまだしも、今現在ーー
同行者のスクアーロが眉間に皺をくっきりと刻みコチラを凝視している
何処の馬の骨だァ？
という顔だ
馬なだけに。
いや、そんな冗談を言ってる暇じゃない
貴方 ｢ちょ、で、ディーノ！！///は、離せ！…そ、その…人が見てるだろ！！///｣
パンパンとディーノの背を叩く
が、ディーノは素知らぬ顔で｢たまにはこうやってさせてくれよ｣と言い離さない
Aがもう一度言葉を発しようとするとーー
ぐぃっと後ろに仰け反る
足が縺れ、後ろに倒れようとした瞬間ポスンッと何者かの片腕に支えられた
恐る恐る視線を上げるとーー
スクアーロ ｢うちのお嬢様がお世話になったようだなァ゛跳ね馬ァ゛｣
口の端を吊り上げ、Aを片腕に抱え支えたまま威圧的に言う
まるで、威嚇中の狼そのものだ
いつもよりドスが聞いた声に、不機嫌そうなのが見受けられた
モゾモゾと動き腕から出ようとすると、抱える腕に力が入ったのが分かった
動くんじゃねェって意味か…
その力の意味を理解し動くのを諦めた
ディーノ ｢へェ、こりゃあ珍しい面子だな…お前が女の子相手にそんな事するなんてそれもそれで珍しい｣
まるで、スクアーロの精神を逆撫でするような言い方だ
こういう時ディーノは何故かＳっ気に目覚めるときがある
スクアーロは顔を顰めると｢うるせェ、身内みたいなもんだァ！！｣と、吠える
これは何時か噛み付くなァ…
と悟る
暫くはじっとしーーーん？
あまりにも自然に話していて気がつかなかった
何故こんなことに気づかなかったのだろうか
貴方 ｢おい、待て。二人は知り合い…なのか！？｣
はっとし言うと、二人は今更のようにきっぱりと声を揃えて
｢｢いや、腐れ縁だ。｣｣
否定なのか肯定なのか訳のわからないことを言った
ただ、きっぱりと。
Aはその息の合い方に｢実は仲いいんだろ｣と悟った
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レナ(プロフ) - 当たり前です！w (2016年1月10日 15時) (
レス) id: 518b96fd0d (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - レナさん» あけましておめでとうございます〜！！！こちらこそ今年も小説共々よろしくお願いします！！ (2016年1月7日 20時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
レナ(プロフ) - あけましておめでとうございます 今年もよろしくお願いいたします (2016年1月3日 8時) (レス) id: f616076e22 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - (´ぅω・｀)ﾈﾑｲさん» ご指摘ありがとうございます！お手数お掛けしますが、どの話でしょうか、、、 (2015年11月30日 9時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
(´ぅω・｀)ﾈﾑｲ - 並森じゃなくて並盛ですよ (2015年11月20日 4時) (レス) id: c8e96e2c55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サルモネラ菌 x他1人 | 作成日時：2015年6月7日 8時
