標的101 アサシン ページ22
産まれてから5、6年間の記憶がない。
あるのはあの頃だけ。
別に思い出したいとも思ったことはない
思い出したところで、あの暗い箱の中のような空間に居るのは明確だ
箱の中に赤に染まる蓮の花一つーー
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貴方 ｢一つ。貴様に確認をとっておくが僕の調査ファイルは見たことがあるか？｣
ベル ｢いや、俺は見てないっつーか見せてもらえなかったな…ボスとスクアーロは見たようだけどよ｣
ベルはベッドの枕を弄びながら｢それがどうしたんだよ｣とAに言った
貴方 ｢…じゃあ僕が日本に経ち、次期ボンゴレ十代目の監視を行うことは？｣
ベル ｢それは、把握済み。寧ろ俺もその日運良く日本任務だからな、お嬢と一緒に日本に行くわけ｣
ベルは三日月型に口を釣り上げた
Aはその初めて聞いた内容に目を丸くし｢そうだったのか！？何故もっと早く言わない…｣とベルに枕を投げる
ベルは危機一髪というところでバシリッと止める
ベル ｢お嬢がムキになる瞬間は何よりも可愛いと思う｣
貴方 ｢そんなに自分の寿命を縮めたいか｣
Aが結構な真顔で告げるとベルは掌を横に振り結構な真顔で｢それだけはごめん｣と素直に謝った
貴方 ｢ゴホン、話は逸れたが少しばかり僕について話さなくてはならないことがある……いつかは言わなきゃと思っていたのだが…｣
ボスンッとベルとは対象に並ぶベッドに腰掛ける
俯き気味にAはフッと笑い｢中々話す機会がなくてな｣と述べた
そして一度だけ息を吐きいった
貴方 ｢僕はーー｣
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XANXUS ｢人間が殺せねェ｣
場が凍りついた
Aは人が殺せない…？
同時刻、ヴァリアー内執務室で同じことが話されていた
すると、マーモンやルッスーリアが心境そのままを口にした
マーモン ｢そんな…まだ一般人なら可笑しくもなんともないけど…前、見ただろう？他人にも伝わる程の闘争心を持っていて尚、人が殺せないって…？｣
嘘だろ？と言わんばかりの声音でマーモンは述べた
ルッスーリアも続ける
ルッスーリア ｢そうよ。大体、戦い方も、実践による回避の仕方も…完全に経験を詰んだ人間の戦い方よ？だって…私達ってあくまでもヴァリアーの幹部よ？全く人を殺せないなんて…そんな…｣
ルッスーリアは片手で頬を抑え俯き｢殺す気であの時やり合わなければあんな判断普通は出来ないわ…｣と呟いた
暗殺者はそれが見極める事が出来る
だから信じられないのだ
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時雨(プロフ) - えっ、ちょ、サルモネラ菌さんマジ神!!文才ありすぎ！マジ尊敬です！人間国宝です！永遠です!!!← (2017年1月15日 21時) (
レス) id: c6b79d49da (このIDを非表示/違反報告)
顔面クラッカー - とても面白いです！絵のクオリティ高いっすね (2016年11月6日 10時) (レス) id: fc063372f6 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - みずにゃんさん» ありがたいことです！、が、すみません、仕方なく時系列で...という事なのでご理解頂けると誠にありがたいです。確かに、ニードルの表記に変えた方が得策かもしれませんね^^*ご指摘ありがとうございました (2016年2月9日 22時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - みずにゃんさん» 今回は早々に、普通では有り得ないことですが抜かさせていた頂きました。混乱を招いてしまったようで申し訳ございません...。ですが、「あァ...このシーンを見てやっぱり指摘してくれる方も居るのか...しっかり読んでてくれてありがたい」と心から思いました^^* (2016年2月9日 22時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - みずにゃんさん» コメントありがとうございます！やはり、そういうコメントが何時か来るのでは...と思っていたのですが、小説と話の進み方の影響で少し嘘、という言い方とは少し違いますが時系列の問題で早くピアスをつけるシーンをつくらなくてはいけなかった為、 (2016年2月9日 22時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サルモネラ菌 x他2人 | 作成日時：2015年1月3日 0時
