標的100 暴挙 ページ21
XANXUS ｢………おい、カス。｣
鋭い声音が飛んできた
マーモンは動じず｢なんだい？｣と問い返す
XANXUS ｢………今すぐだ。現在残っている幹部を緊急招集させろ。ここにだ。｣
マーモンはすぐに察した
“あの紙に何か意味がある”
・
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所代わり、ベルとAはと言うとーー
とある、一室のホテルに居た
話すならば人気が少ない場所とAが希望したためここに来たのだ
それに、A曰く今はスクアーロやボスに顔を合わすことができないとかーー
ともすれば、いつ帰るかもわからない
夜中かもしれないし
明日かもしれない
という訳で、近場で空いているホテルを探し滞在を決め込んだというわけだ
だからといって変なことをしようとは思っていない
今日はな♪
今度する。今度泊まることがあればする。
そう思っているベルであった
ベル ｢さて、話してみな。同年代のまともな奴なんてお嬢の知ってる中じゃ俺しかいねェだろ♪｣
冗談交じりに言うと、Aは笑いながら｢自分でまともというか｣と言った
Aは一つ息を短く吐き、窓のカーテンを開けた
既に夜のため、イタリアの街はライトアップがされていてとても幻想的だ
貴方 ｢なァ…ベル…｣
唐突に切り出した
ベルはベッドにダイブをかましながら｢あ？｣とAの呼びかけに答えた
すると、驚きの返事が返ってきたのだーー
貴方 ｢大量殺人を見たことはあるか…？｣
ベルはその言葉に思わず｢大量殺人…？｣と顔を顰め聞き返してしまった
Aは背を向けたままだ
ベルは少し考え、｢俺達みたいなのは日常茶飯事だけど、一般的に考えれば異常だな｣と答えた
Aはクスリと笑い｢案外普通の答えで安心したぞ｣と安堵の息をついた
貴方 ｢だがーー｣
そう言葉を続けるとAは再び窓に背を向けた
貴方 ｢現に僕の過去にはそれが起こった……あんなのただの……欲深き暴挙に過ぎない…｣
ギリリ…と奥歯を噛み締めた
それは後ろから背だけを見ているベルにも感じ取れた
捲るカーテンを持つ手には力が篭っていて、カーテンがくしゃりと歪んでしまっている
Aの言葉はまるで誰かに語りかけるようなはたまた憎悪が篭った口調だったーー
・
・
・
スクアーロ ｢っんだァ？テメェが態々呼び出すなんて…｣
未だにスクアーロの機嫌は悪いようだ
XANXUSはあえて目を向けず淡々と述べた
XANXUS ｢…Aについてテメェ等に話さなくてはならねェ事が山程ある｣
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時雨(プロフ) - えっ、ちょ、サルモネラ菌さんマジ神!!文才ありすぎ！マジ尊敬です！人間国宝です！永遠です!!!← (2017年1月15日 21時) (
レス) id: c6b79d49da (このIDを非表示/違反報告)
顔面クラッカー - とても面白いです！絵のクオリティ高いっすね (2016年11月6日 10時) (レス) id: fc063372f6 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - みずにゃんさん» ありがたいことです！、が、すみません、仕方なく時系列で...という事なのでご理解頂けると誠にありがたいです。確かに、ニードルの表記に変えた方が得策かもしれませんね^^*ご指摘ありがとうございました (2016年2月9日 22時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - みずにゃんさん» 今回は早々に、普通では有り得ないことですが抜かさせていた頂きました。混乱を招いてしまったようで申し訳ございません...。ですが、「あァ...このシーンを見てやっぱり指摘してくれる方も居るのか...しっかり読んでてくれてありがたい」と心から思いました^^* (2016年2月9日 22時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - みずにゃんさん» コメントありがとうございます！やはり、そういうコメントが何時か来るのでは...と思っていたのですが、小説と話の進み方の影響で少し嘘、という言い方とは少し違いますが時系列の問題で早くピアスをつけるシーンをつくらなくてはいけなかった為、 (2016年2月9日 22時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サルモネラ菌 x他2人 | 作成日時：2015年1月3日 0時
