標的93 八年前について ページ14
Aは悩んだ挙句、ディーノに真実を伝える事にした
但し、９代目には秘密でーー
ディーノは信用できる
キャッバローネのボスだし、何か手がかりが得られるかもしれない
全て話したーー
現在、寮ではなく独立暗殺部隊ヴァリアーに居る事
それは、９代目が決めたこと。
これまでにあったこと、そして今日の事ーー
だがしかし、任務内容は伏せておいた
勿論、日本に行くこともだ
自分の勝手な推測だがXANXUSは何かを企んでいる
それに自分は関わることになるだろう
それは今回の任務内容からして明確なことだろう
現在、Aの中で整理がついている事は
･８年前に何か重大なことが起こっている
･それが日本任務へと繋がっている
･それがボンゴレ次期10代目に関係がある
ということだ
ディーノ 「妙だな…９代目はAを“あのヴァリアー”に預からせて一体何を……」
貴方 「話によれば昔から決まっていたとか、なんとか…」
ディーノは考えるように「昔から…かァ…」と呟いた
貴方 「八年前についてはどうだ？」
すると、ディーノは肩をすくめ「それがなァーー」と困ったように声を上げた
ディーノ 「Aがヴァリアー自体をどう思ってるかは分からねェけど……八年前、ボンゴレ史上最大のクーデターが起こったんだーー……主犯格は……」
“XANXUS”
Aは「なっ……」と驚きの声を上げた
ディーノ 「俺も詳しくは分からない…が、不思議な事にXANXUSがボンゴレを襲う理由が分からないんだな…」
Aは顎にてを添え、「襲う理由…か」と静かに呟いた
貴方 「だが、今更八年前について話題を出すのも可笑しいな……」
ディーノ 「それには俺も同感だ。」
貴方 「兎に角だーー……これから良くない事が起こるのは直感だが分かる」
ディーノは静かにそれに相槌を打った
すると、まるで重苦しい空気を断ち切るかのように電子音が鳴り響いた
ディーノ 「お、悪ィ、俺の携帯だ」
ディーノはポケットから携帯を取り出し、画面に手を滑らせる
通話ボタンを押すと同時に耳に押しあてる
ディーノ 『どうしたロマーリオ。…あァ禁書の方は上手く行ったぜ！で、仕事？…分かった。』
電話を切ると、ディーノは立ち上がり「悪いな！仕事だ」と言い出口に向かう
貴方 「八年前について…調べるのか？」
ディーノ 「万が一にな」
貴方 「ディーノ…勘違いするなよ？ヴァリアーはそんなに悪い奴じゃないぞ」
すると、ディーノはにっと笑い「知ってるよ」と告げた
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時雨(プロフ) - えっ、ちょ、サルモネラ菌さんマジ神!!文才ありすぎ！マジ尊敬です！人間国宝です！永遠です!!!← (2017年1月15日 21時) (
レス) id: c6b79d49da (このIDを非表示/違反報告)
顔面クラッカー - とても面白いです！絵のクオリティ高いっすね (2016年11月6日 10時) (レス) id: fc063372f6 (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - みずにゃんさん» ありがたいことです！、が、すみません、仕方なく時系列で...という事なのでご理解頂けると誠にありがたいです。確かに、ニードルの表記に変えた方が得策かもしれませんね^^*ご指摘ありがとうございました (2016年2月9日 22時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - みずにゃんさん» 今回は早々に、普通では有り得ないことですが抜かさせていた頂きました。混乱を招いてしまったようで申し訳ございません...。ですが、「あァ...このシーンを見てやっぱり指摘してくれる方も居るのか...しっかり読んでてくれてありがたい」と心から思いました^^* (2016年2月9日 22時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
サルモネラ菌(プロフ) - みずにゃんさん» コメントありがとうございます！やはり、そういうコメントが何時か来るのでは...と思っていたのですが、小説と話の進み方の影響で少し嘘、という言い方とは少し違いますが時系列の問題で早くピアスをつけるシーンをつくらなくてはいけなかった為、 (2016年2月9日 22時) (レス) id: cf58a41f0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サルモネラ菌 x他2人 | 作成日時：2015年1月3日 0時
