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『ショッピ君もこっち方面やったんやね〜』
「俺もここまで先輩と同じ方やとは思ってませんでした。あ、そうや先輩」
『？なぁに？』
「先輩ってLIMEとかイムスタやってたりしますか？」
『やってるで〜あ、ショッピ君もやってるん？』
「はい。良かったら交換しません？」
『いいよ〜』
急にバイト行けなくなったときに気軽に連絡できる先輩いてほしいもんな！
ﾋﾟﾛﾝｯ
〈@___shoopiがあなたをフォローしました〉
『これで良しっと！バイトの連絡以外でも気楽に送ってくれていいからね！話ぐらい聞くし！』
「あざっす」
ショッピ君と他愛ない話をしながら歩いていくと、あっという間にお家の前まで着いてしまった。
『あ、ショッピ君』
「はい。なんですか？」
『えっと、お家着いちゃった』
「、、、すごいっすね」
『凄いのは親やわぁ、笑』
そう。私のお家、他の住宅と比べるととても大きいんです。
白を基調としたお洒落な外観のお家。お母様の好みを最大限活かしたデザインらしい。ちゃんとお父様も納得して建てたみたい。
「失礼かもしれないですけどご両親のお仕事は？」
『あ〜っと、父は洋服ブランド【AZURE(ｱｽﾞｰﾙ)】の創設者。母は【nectar(ﾈｸﾀｰ)】っていうコスメブランドの創設者。』
「どっちも世界的にめちゃくちゃ有名なブランドじゃないっすか！」
『あんまり周りには広めないで貰えへんかな？お金持ちって思われるのは好きじゃなくて、笑』
『家の場所知ってるのも、私の親友と今知ったショッピ君だけやねん笑』
「え、今日知り合ったばっかの俺が知っちゃって良かったんですか？」
『まぁ別に絶対に隠し通そう！とも思ってなかったしね〜笑仲良い人になら大丈夫と思ってたから！』
『それに！ショッピ君は私の大事な大事な初めての後輩バイトくんやからね！』
特別ねっ！そう言うと、ショッピ君は口を手で押さえながらまた言葉を繋いだ。
「っ、ありがとう、ごさいます。」
『いやいや！結局家まで送ってもらっちゃった形には違いないから、こっちの方がお礼言いたいわぁ！』
『通り道とは言え、わざわざごめんな？ショッピ君も暗くなる前にお家帰ってね！』
「あ、はい。お気遣いどうも。こちらこそ、お話できて楽しかったっす。」
『じゃあまた次のバイトで〜！』
「はい、また。」
そう言って家の中へと入って行った私は、ショッピ君が道を少し引き返していたことに気付く筈も無かった。
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黒翠(プロフ) - 宇タさん» わ！コメントありがとうございます〜！いやぁ楽しんでもらえて何よりです！ (2021年9月25日 13時) (
レス) id: 758961d143 (このIDを非表示/違反報告)
宇タ(プロフ) - 10のシャオちゃんに悶えてます。推しなので辛い〜可愛すぎ〜 (2021年9月24日 22時) (レス) @page10 id: 03f7136296 (このIDを非表示/違反報告)
黒翠(プロフ) - 鳴@紙さん» わわ！コメント、感想ありがとうございます！ヘタレくんって良いですよね、、、！実は私も鳴様の「食害ラブレター」拝読させて頂いてました！zmさんがめちゃくちゃ可愛くて最高でした、、、 ; ; (2021年9月13日 15時) (レス) id: 758961d143 (このIDを非表示/違反報告)
鳴@紙(プロフ) - まだまだ読んでる途中ですがとても面白いです！私もヘタレ好きでよく小説書いてるんです…！ヘタレいいですよね、これから応援してます！更新頑張ってください！ (2021年9月12日 19時) (レス) id: 657ead465a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒翠 | 作成日時：2021年7月19日 15時
