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第二十五訓 ページ29

祭り当日・・・

真選組は将軍の警護についていた。
そんななか、沖田がのんびりした声をあげる。

「すいやせーん、俺達トイレ行ってきやす」

そういい、Aの腕を掴んだ。

「私も??」

「おい、総悟まて!!
男女で便所いくなァァァ!!」

そんな土方の声に聞く耳持たずで、沖田はAと一緒に人混みへと消えていった。




A「ちょ、総悟!?何処いくの?!」

「サボリでさぁ」

2人は、屋台の出ている所まできた。
Aは沖田の本当の目的を知って苦笑い。


余談だが、以前見回りを共にしてから、何故か沖田はAを慕うようになっていた
Aとしてもそれは嬉しい限りで、名前で呼び合うまで距離が近づいていた


しばらく歩いていると、見知った人が射的をしていた。

「神楽と新八君・・・?」

神楽の姿を見つけると、沖田はうなり声をあげ、低い声で呟いた。

「チャイナ・・・!!」

沖田はAの腕をもう一度引っ張り、射的屋へと掛けた。
そして、直ぐに鉄砲を取り、はせがw・・・マダオの腕時計を狙う。
反応した神楽はすぐに横を見る。

「A!・・・とドS」

新八も後ろを向き、

「Aさんと沖田さん!?」

「久しぶり」

一通りの挨拶を終えると、2人はまた勝負を始めた。

Aは最初は見ていたが、飽きたのか

「新八君…あとは、頼んだ」

そう言って、人混みへ消えていった。





射的屋から離れ、Aはブラリブラリとまわっていた。

「懐かしい、な・・・」

Aは小さく呟いた。
思い出したのは、初めて祭りへ行った幼い頃の記憶

ドカァァン!!

突然、舞台のある方から砲撃の音が聞こえた。

Aは急いでかけていった。





Aが現場につくと、そこではカラクリと真選組が戦っていた。

Aもすぐに参戦する。優勢になったが、やはり人手は足りなかった。
そこへ神楽と沖田がやってきたため、真選組の勝ちは決まったようだった。

Aも戦っていたが、暗闇の方にある人影を見つけた。その人影はこちらをじっと見ている。

その影は一歩前へ出てきた。
淡い光に照らされ、少しだけ見えたその影

「・・・ッア!」

Aはその人を見た瞬間、声を上げた。

紫色の髪に派手な着物・・・
そして、左目に巻かれた包帯・・・

間違いない、あれは・・・


「晋助ッッッッッ!!」

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黄羅(プロフ) - 殺女さん» あ…ほ、ほんとだ!!平方センチメートルになってますね(^。^;)ご指摘ありがとうございます! (2014年6月16日 17時) (レス) id: 62d7f683d2 (このIDを非表示/違反報告)
殺女(プロフ) - はじめまして、面白いですね (*^^*)主人公の設定のときに、身長の単位が間違っていましたよ。 (2014年6月16日 15時) (レス) id: a80e17f1c4 (このIDを非表示/違反報告)
黄羅(プロフ) - ベブシ&カチューシャさん» ですよねッッ!!うぉぉー!ってなります(●´ω`●) (2014年6月15日 12時) (レス) id: 62d7f683d2 (このIDを非表示/違反報告)
ベブシ&カチューシャ(プロフ) - 黄羅さん» ですよね!なにゆえって!なんなの!可愛いすぎてヤバイ//// (2014年6月15日 12時) (レス) id: fd006c57f6 (このIDを非表示/違反報告)
黄羅(プロフ) - ベブシ&カチューシャさん» わかりますっ!一君が照れるとすごく可愛い・・・・! (2014年6月15日 8時) (レス) id: 62d7f683d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄羅 | 作成日時:2013年4月12日 21時

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