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第十九訓 ページ22

「Aーーーっっっ!!!」

Aは、帰ってきた銀時に抱きつかれそうになった。
だが、Aは寸での所で避けたため、銀時は床へとダイビングした。

「Aちゃんんん!?
 何も避けなくてもいいんじゃないかな???」

騒ぐ銀時を横目で見、お茶をすすりながらAは言った。

「せっかく人が見回り中に内密で来たというのに、呼んだ本人がいないとはどういう事!!」

「うっ・・・」

言いあいをしていると、奥からチャイナ風の少女が出てきた。

「銀ちゃんうるさいアル!!
 
 ・・・誰アルか?その女・・・」

その少女は、Aを見ると、目を鋭くして、少し睨んできた。

対するAも、その少女に異変を感じ、じっと見ていた。

A「(この少女・・・ 人ではないな。特徴からして夜兎か。
 しかし・・・ 青い瞳にオレンジ色の髪の毛。)」

「銀時・・・ この子は?」

銀時は、2人の間に流れる微量な雰囲気に気付いた。
しかし、それを感じ取っていないように振る舞った。

「あ? あー、そいつは神楽ってんだ。ここの従業員」

それだけを言うと、Aに睨まれた。

「他には?」

銀時は観念したように両手を軽く上げながら言った。

「夜兎、だ」

「やはりな・・・・」

銀時は神楽に向き直り、Aのことを紹介した。

「神楽、こいつはAっつーんだ。俺の幼馴染」

「でも銀ちゃん・・・
 そいつから、血の臭いがするネ」

「それはコイツも戦争に出てたから。それに、今は真選組にいるからな。
 当たり前だ」

「・・・なーんだ、そうだったアルか。疑って悪かったアルな・・・」

「否、私もすまない」

終始ほのぼのとした雰囲気だったが、それは新八の叫び声にかき消された。

「えぇぇぇぇぇ!?夜風さん、戦争に・・・!?!?」

「ん?まぁな。」

「どれくらい強かったアルか?銀ちゃん銀ちゃんよりも??」

「俺と同じじゃねーか?」

「いやそれはないけど…」

「スゴイアル!Aって呼んでいいアルか??」

「もちろん。よろしく神楽」


Aと万事屋一行は仲良くなることができた。

この先、彼らはAと長い付き合いになる・・・・

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黄羅(プロフ) - 殺女さん» あ…ほ、ほんとだ!!平方センチメートルになってますね(^。^;)ご指摘ありがとうございます! (2014年6月16日 17時) (レス) id: 62d7f683d2 (このIDを非表示/違反報告)
殺女(プロフ) - はじめまして、面白いですね (*^^*)主人公の設定のときに、身長の単位が間違っていましたよ。 (2014年6月16日 15時) (レス) id: a80e17f1c4 (このIDを非表示/違反報告)
黄羅(プロフ) - ベブシ&カチューシャさん» ですよねッッ!!うぉぉー!ってなります(●´ω`●) (2014年6月15日 12時) (レス) id: 62d7f683d2 (このIDを非表示/違反報告)
ベブシ&カチューシャ(プロフ) - 黄羅さん» ですよね!なにゆえって!なんなの!可愛いすぎてヤバイ//// (2014年6月15日 12時) (レス) id: fd006c57f6 (このIDを非表示/違反報告)
黄羅(プロフ) - ベブシ&カチューシャさん» わかりますっ!一君が照れるとすごく可愛い・・・・! (2014年6月15日 8時) (レス) id: 62d7f683d2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄羅 | 作成日時:2013年4月12日 21時

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