【銀魂】 〜黄金の舞姫〜

第九訓 ページ11

「入ってくれ！」

その言葉と共に、Aは会議室へと入った。

「彼女が今日から副長補佐となるAちゃんだ！」

「夜風Aにありんす。
　以後お見知り置きを。」

Aはそう言って頭を下げた。

「「「「お、女ァァァァァ？！？！」」」」

「よっしゃぁぁぁ！！」

「な、なんで女が補佐に・・・！？」

隊士達は声を上げた。
その中には歓喜や不満など様々な物があった。

「てめぇら、うるせぇぞ！？！？」

土方は騒ぎ出す隊士達に怒鳴りつけた。

「で、でも、なんで女が補佐なんですか！？」

「そうですよ！！」

隊士達は、Aが補佐だということに、不満を持っていた。

ドカァァァン！！！！

そこに、沖田がバズーカを撃ち込んだ。

「ガヤガヤ煩いでさぁ。」

「そうだそ！
　それにAちゃんは強いからな！」

追い討ちをかけるように土方も言う。

「総悟が負けたからな。」

その言葉に、隊士達は唖然とする。

「ま、まじかよ・・・」

「嘘だろ・・・！？」

今までの様子を傍観していたAは、口を挟んだ。

「文句がある者はかってこい。
　いいだろ？局長、副長。」

「うむ。」

「いーんじゃねぇの？」

「決まりだな」

Aはそう言って笑みを浮かべた。

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