35話 クラリオ・オーバン ページ37
鬼道side
翌日……
朝、監督に呼び出されて屋内グラウンドへとやってきた。
皆真新しいユニフォームを着ているからなんか新鮮な感じがする。
趙「おはようございま〜す。今日は皆さんに特別ゲストを紹介しますよ〜。」
そこにいたのは……
趙「スペイン代表キャプテン、クラリオ・オーバンさんで〜す。」
クラリオ「よろしく。」
鬼道「クラリオ・オーバン……バルセロナ・オーブは孤影団にやられたはずじゃ……」
噂やニュースではかなりの大怪我だと言われていたはず……なのになぜ……
クラリオ「そうだ。俺たちは謎のチーム、孤影団によって再起不能寸前にまで追い込まれた。しかし、不思議なことに、意識が戻ったときには、傷が完全に癒えていたのだ。」
豪炎寺「どういうことだ……？」
大谷「孤影団が不思議な力を使えるとか？」
鬼道「その可能性もゼロとは言えないかもな……」
なんせ、あれほどの力を持っていたのだ。
不思議な力を持っていたとしても、おかしくはない。
A「……」
鬼道「十六夜、どうしたんだ？」
A「？あ、いやなんでもないよ……」
そうは言うものの十六夜は先ほどから表情一つ変えない。いったいどういうことなのだろうか？
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ
監督の拍手？が俺の思考を遮る。
趙「はい、では皆さん。クラリオさんにお手合わせ願いますよ〜。」
鬼道「お手合わせだと……！？」
稲森「今から？」
他のメンバーも動揺を隠しきらない様子だ。
剛陣「こっちには18人もいるんですよ？」
クラリオ「構わない。」
イナジャパ「「「！！」」」
本当にやるのか？
18対1……普通に考えれば相手はかなり不利になる。なのにどうして……。
A「……まあ、やってくれるんならいいんじゃない？こんなチャンス、滅多に無いんだからさ。」
十六夜はそう言うものの、視線が定まっていない。
彼女も動揺している……とでも言うのだろうか？
趙「十六夜さんの言う通りです。皆さん、やるだけやってみましょう。」
……本当にやるのか？
俺だけでなく、恐らくイナズマジャパンのメンバーの殆どが不安にかられたことだろう。
円堂「そうだな。俺たちの今できることをやろうぜ！！」
円堂はやる気満々のようだ。
しかし、俺の中の不安は消えることはなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 52人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
vivi(プロフ) - 私は人狼Jの役職を参考にしているのですが、そこに"狼憑き"という役職がありました。狼憑きは占い師などからは人狼と判断されるみたいなので、もしかしたら明日人がその役職である可能性もありますね……考察して頂き、ありがとうございます！参考にします！！ (2018年10月28日 21時) (
レス) id: cc0c7d186e (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 確かにED、明日人狼の格好してますよね。けど人狼ゲームの中にオオカミモドキ?っていう役職があった気がするんです。裏切りに見せかけての…見たいのがあるんですかね? (2018年10月27日 21時) (レス) id: e84dbba924 (このIDを非表示/違反報告)
vivi(プロフ) - 月詠乃朱さん» あらら……すみません、今すぐ訂正します。ご指摘ありがとうございますm(_ _)mこれからもよろしくお願いいたします！ (2018年10月21日 16時) (レス) id: cc0c7d186e (このIDを非表示/違反報告)
月詠乃朱(プロフ) - コメント失礼します。無敵ヶ原の名前なんですが、藤丸ではなく富士丸です。近くの富士山から来てると考えれば覚えやすいと思います。更新楽しみにしてます！ (2018年10月21日 15時) (レス) id: d751ca0591 (このIDを非表示/違反報告)
vivi(プロフ) - 描きピーさん» そうです！アイコンは夢主ちゃんを自分で描いてみました！下手ですよね笑 誰かに画力を分けて欲しいです……閲覧とコメント、ありがとうございます！これからもよろしくお願いしますm(_ _)m (2018年10月13日 18時) (レス) id: cc0c7d186e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：vivi | 作成日時：2018年9月21日 22時
