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ごじゅうはち ページ9
バーボンのエスコートでバーボンの愛車であるrx-7に乗り込んだ。
車を走らせしばらく経つと
「アイス。ドレス似合ってます。
本当はハニートラップなんかやらせたくないんですが…」
「バーボン。ありがとう。
バーボンもそのスーツ似合ってる。
もし何かあっても助けてくれるんでしょ？
それに何があっても私の心は貴方しか思ってない。」
「ええ、もちろん。
えでは、一応任務と作戦の確認をしましょうか。」
「そうね。
えっとターゲットは裏社会にも関わりがあると言われている会社の社長 城之内 隆彦(じょうのうち たかひこ)」
「アイスはハニートラップで城之内を連れ出して、ホテルの部屋まで行き、上手いことしてデータを盗み壊し、書換え、城之内を殺すと言うのが組織での仕事。」
「だけど私達公安の人間であるから、眠らせ殺したと偽装し、風見に受けわたすのが私達の作戦。」
「ああ、そうだ。
行くぞ。」
「うん。」
そう言いバーボンはアイスをエスコートしながら会場へ潜入した。
別行動を始める直前に
「零君。
私頑張る。そして、信じてる…(ボソ」
とバーボンにしか聞こえない声で耳元で囁いた。
それにバーボンは驚いたが、次の瞬間にAを見るとアイスの顔をして歩き始めていたため
(相変わらずの切り替えの早さ…
俺も信じてるぞ。アイス。いやA…)
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作者名：なつ | 作成日時：2017年6月27日 22時
