二度と離さない (ページ2)

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ごじゅういちページ2

バーボンの運転で組織の基地に着いた。

バーボンの案内でジンの元へ向かった。

「よお。アイスワイン。」

「久しぶりねジン。

あと、アイスワインって長いからアイスって呼んで。」

「ああ、わかった。」

「あ、もちろんバーボンもね」

とバーボンの顔をみて言った。

「分かりました。アイス。」

「アイス、こっちでもお前の部屋を用意した。あとでベルモットが来るから案内して貰え。」

そう言うと部屋からジンは出て行った。

「では、アイスまた会いましょう。」

と言いバーボンも部屋を後にした。

しばらくなにもすることがなかった為、Aは読書を始めた。

しばらく経ち

「初めまして。アイスワイン。案内にきたわよ。」

とベルモットがやって来た。

読書しながらだったが誰かが近づいて来るのが気配で分かっていたので差して驚きはしなかった。

「初めまして。アイスワインです。アイスって呼んでください。えっと案内してくれるってことは、ベルモット？？」

と読んでいた本を閉じ、顔を上げながら言った。

「ええ、ベルモットよ。

案内するわ。ついて来て。」

と言いベルモットは歩き出した。

それを追いかけるようにアイスは立ち上がり歩き始めた。

歩きながら

「ベルモット。」

「何？アイス。」

「ベル姉って呼んでもいい？」

と、ベルモットより身長が低い為ベルモットを見ながら言うと必然性的に上目遣いになるAをみて

「ええ、もちろんいいわよ。」

と言いながら抱きしめた。

それから、ベルモットがクリスとして活動していた時にあった面白い話をしながら目的地に向かった。