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「三郎と仲直りできたんだな」
「そうかな?だって三郎、相変わらず冷たいような……」
「いやいや。三郎は好きでもない女子に話しかけたりなんてしないから。」
本当室町から変わってないよなあ、と言って後を追うように玄関へと向かう兵助の隣を歩く。
三郎とは仲直り(?)できたし、
兵助達との仲も良い方だし……
「あはは、何か怖いくらい順調かも」
__そう思っていた自分が甘かった。
○° ○° ○°
放課後に呼び出しを喰らって、人が来ることがそうそうないような校舎裏へと連れられた。
「アンタ、何回言ったら分かるのよ。私達の久々知くんに近づくなって!」
「ていうか最近三郎くんにもしつこく言い寄ってたよね?」
「お前、図々しすぎるんだよ!」
__そんでもって連れられた途端に殴られ始めたの
だ。中にはグーで殴る人もいた。
いつもながらこの人達ヒマなのかな?
女って怖い……とか何とか言ってる私も女だけど。
「何度も言ってるけど、私は兵助はただの友達。
王子達四人とは友達になりたいだけなの。別に下心とかそういうのはないから。」
「どうせちやほやされたいだけでしょ?」
「いや話聞いてた?」
この人たちには言語理解能力ないのかな?
苛立ち通り越して哀れに思えてきた。
「とにかく、次王子達に近づいたらアンタ学校に来れなくしてやるからね。この白髪女!」
女子達のうちの誰かがそう言った。
それに同調するかのように私の容姿を罵る言葉が蔓延していく。
「そもそも白髪が学校に来んなっての」
「ていうか髪も目も白いって病気じゃない?」
「真っ白で目障りな誰かさんがいるせいで
王子達のイメージが悪くなっちゃうと困るしね〜」
「ッ……」
私のせいで、皆が悪くなる?
そんなことない、皆はそんなこと言わない。
……本当に、哀れ……
みるみる熱くなってきた目に力を込めた。
.
「じゃあ同じ白髪の俺はどうなるんだろうな」
ふと、そんな声が奥の方から聴こえた。
.
「り、輪道くん……!?」
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来夢(プロフ) - とても素敵な作品ですね!更新待ってましたぁぁぁあ!!!これからも頑張って下さい( ̄^ ̄)ゞ応援してます! (2020年10月20日 23時) (レス) id: cfa50364df (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - とても素敵な作品をつくってくださりありがとうございます!いつも続きを楽しみにしてます!これからも無理せず頑張ってください! (2020年3月19日 10時) (レス) id: 6604df6f14 (このIDを非表示/違反報告)
来夢 - 私この作品がとても好きです!いつも新しいお話が出るのを楽しみでワクワクしています!これからも応援してます! (2020年2月29日 22時) (レス) id: 0c53dd61ea (このIDを非表示/違反報告)
アクヤ(プロフ) - 続編だ〜!!めっちゃうれしいです!これからも頑張ってください!応援してます!! (2019年12月21日 14時) (レス) id: 64d635022a (このIDを非表示/違反報告)
るーじゃすどれいんw(プロフ) - 続編ありがとうございます!これからも更新頑張ってください!この作品が大好きです。応援してます! (2019年12月20日 22時) (レス) id: 6c9d28df35 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:無音 | 作成日時:2019年12月20日 21時