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ブラッディ ページ35




「……は?」


『なるよねぇ?』



私は、車に乗せられて悠仁くん達が通っている
高校に連れてこられた。
私はコンビニまでしか来たことなかったけど、


さらに山奥にこんな……しかもなんか日本家屋って感じ。
チョットだけまってて〜と五条さんに言われ、
待っているとリンゴを丸かじりしている弟を抱えて
1分たたずとして戻ってきた。
格好からして病院に居たんだろう。




この人瞬間移動もできるんだ。
凄い、世の常識に逆らって生きてんなぁ


「A、俺信じらんないかも知んないけど今病室にいたとこなんだよ」


『弟、姉さんも今五条さんが消えてあんたが出てきてびっくりしてる』


もう、常識の範疇を容易く超えている。



「さて、呪われた姉弟達、そこに並んで座って?」


五条さんに言われるがまま、座る。


するとスゥーっと何か体から抜けていくような、


そんな感じがした。


「うん、終わったよ。これで君たちの呪いを半分だけ入れ替えたからプラマイゼロ一件落着!!」


果たして、一件落着なのか。


「えぇ……なんかわかんないけどとりあえず俺呪われてたんだ」



『飲み込み早くない?私呪われてたって未だに飲み込めないんだけど』



「いやぁ、だってさ。今までこんな怪我はなかったけど高校くらいから姉の彼氏を名乗るバカにちょっかいかけられてたのも事実だし、もう俺呪われてんじゃね?って思うようなこと、結構あったんだよね」


たから、俺は逆に呪いでよかった。


じゃないとAがただの男見る目ないバカになるとこだったじゃんね。俺姉貴がそんなのやだ。と言われる。
そんな話今まで一言も聞いたこと無かった。


「まぁ、何はともあれ。これでAさんにも良い彼氏が出来るかもね!」



「良かったじゃねーの」




高校生に凄い、励まされた。

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reia(プロフ) - 私、占いツクールで布教活動をしているのですが、この作品、とても好きなので布教してもよろしいでしょうか? (2022年5月1日 14時) (レス) id: 0d7a47aa6b (このIDを非表示/違反報告)
すずもり(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです!乙骨先輩推しなのでだしてくれると嬉しいです(*¨*)♡更新頑張ってください(ㅅ´ ˘ `)♡ (2022年3月31日 7時) (レス) @page13 id: 850617dc48 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - 更新楽しみにしてます!こういうリアルめな作品って自分ももしかしたらって思えちゃうのでお話に入り込みやすくて好きです! (2022年3月30日 0時) (レス) @page10 id: baa476838b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Lerian | 作成日時:2022年3月25日 1時

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