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「私は……君の母親なんて…ゲホッゲホッ!知らない…」
無駄にエコーがかかる太宰の声
私の中に何か、重く伸し掛る
腹立つ…悔しい………
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悲しい…
アタシは腹立ち紛れに胸元のロケットを外し、太宰に見せつけるように中の写真を差し出す
A「これがアンタの殺したアタシのママさ!」
太宰は目を見開いた
A「やっぱり、記憶に残ってんだろ!?」
太宰は口を開くとこう言った
太宰「あぁ…緑さんの子供か…」
緑?緑?緑???????
A「ママの…ママの名前を気安く呼ぶじゃねぇよ!このクソ野郎が!!!!!!!」
アタシはまた、太宰に大鎌を振りかざすがやはり触れただけで消されてしまう
太宰「彼女の優秀さは安吾から聞いていたよ…私だって…彼女を殺したくはなかった…」
A「なら!なら!何故殺した!!!!」
太宰は体を重たそうに起こし立ち上がった
そして、次の瞬間耳を疑うこととなった
太宰「彼女が…
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ポートマフィアの機密情報を流出した犯人だったのさ…」
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作者名:キスイ | 作成日時:2017年6月26日 21時