臆病者は最強と並ぶ 2

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A「伏黒くん、入学おめでとう！」

恵「ありがとうございます、A先生」

A「ふふっ。悟さんはまだ来ないからちょっと観光しながらお話しよっか」

恵「…何でA先生はあの人と結婚したんですか…。絶対七海さんとか灰原さんの方が良かったと思うんですけど」

A「ふふっ、よく言われる。でも、悟さんすっごい優しいんだよ？」

恵「！！A先生、あれ…」

伏黒くんの顔が物凄く険しくなった。指さす方を見ると、そこには…。

女「ねぇ悟ー、まだ奥さんと別れないのー？」

五条「うーん…そろそろかなぁ」

女「早く別れて私と結婚しよ♡」

五条「考えとくねぇ」

悟さんと、その腕に引っ付く知らない女の人が。…頭が真っ白になった。

A「さ、とるさん…」

恵「！！Aさん！一旦戻りましょう。ここでバレてもめんどくさいので」

伏黒くんの顔が今度は焦った顔になって、私の腕を引っ張ってくる。やっぱり男の子の力には敵わないので、そのまま引っ張られる。でも私には何かを考える余裕が無くて、気がついたら高専に着いていた。

恵「伊地知さん！七海さんと灰原さんを呼んでください！出来れば夏油先生も！」

伊地知『？は、はいっ』

真希「お、恵とA…A！どうした？！」

棘「おかか！？」

パンダ「死にそうな顔してんじゃねぇか…」

真希「恵、何があったんだよ」

恵「…五条先生が、浮気してました」

真希「は？！」

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