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とある日の朝



この間新調したばかりのカーディガンを羽織って、職員室を出る。



今日から1年生の副担任だ。まあ、入ってくる子は2人だけだけど。



そんな事を考えながら、まだ少し肌寒い廊下を歩いていると



五条「A!おはよ!」



A「五条さん!おはようございます!」



高専時代の先輩である、五条さん。



昔から優しくしてくれて、今でもこうして仲良くしてくれる、私の大切な人の内の1人。



五条「今日から恵がいるからね」



A「恵くん、2級なんですよね?すごいなぁ…」



恵くんは、五条さんが先生になりたての時にお世話をし始めた子。私もたまに遊びに行って、話した事がある。



五条「僕の生徒はみんな優秀だねぇ。もちろんAも優秀だよ!」



そう言ってぎゅっと抱きついてくる五条さん。



A「えへへ、ありがとうございますっ」



真希「おい、セクハラしてんじゃねぇぞ変態教師」



この子は真希ちゃん。去年度に副担任を担当した子。天与呪縛により、ものすごく運動神経がいい。



五条「やだなぁ、セクハラなんて人聞きが悪いよ。スキンシップって言ってよね」



真希「…何が変わったんだ?」



五条「ちょっと真希ぃ」



A「ふふっ」



パンダ「なんだなんだ、また悟がセクハラでもしたか?」



狗巻「おかか…」



パンダくん。その名の通りパンダ。



棘くん。呪言師の家系に産まれ、それが故に語彙をおにぎりの具に絞っている。



五条「なんでみんなして僕をそんな目で見るのさ」



七海「あなたがそういう人だからです」



灰原「A!朝ぶりだねー!」



A「建人!雄!」



嬉しくなってぎゅうっと抱きつく。



七海建人、灰原雄。かけがえのない大切な人達。

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作者名:なっつ | 作成日時:2023年2月17日 20時

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