9 ページ9
正直、その誘いにはビックリしていた。
あの3人で遊ぼうって約束、本当に果たすつもりだったんだ。
ニ「ミツ今日予定空いてるの?」
北「あ、ああうん。空いてるよ。3人で遊ぼっか」
ニ「分かった!!Aにラインしとくね!!」
そういって二階堂は笑顔で携帯を触っていた。
勢いで良いって言っちまったけど、俺耐えれるかなあ、、、
いや、今回でAさんが二階堂の彼女なってこと再確認してきっぱり諦めよう!!そうだ、そうしよう
そんなことを決意し俺は授業を受けた
ーー放課後ーー
駅周辺で遊ぶことにした俺たちは待ち合わせをしていた。
ニ「A、もうすぐつくって!!」
二階堂は異様に張り切っていて普段なら全くしない髪の毛のセットを授業終わりに行なっていた。
俺は、普段通り。
ニ「あ、来た!!」
遠くから女の子が手を振っている。
貴「ごめんね、遅れて!」
その顔を見て驚いた。めちゃくちゃ可愛かったからだ。
昨日遊んだ時は多分すっぴんだったんだろう。今日は目の周りがキラキラしていて、なんというか、本当にお姫様みたいだった。
ニ「やばい、Aめっちゃかわいいよ!!」
貴「本当に?化粧頑張って良かった〜」
またクシャッと笑いながら手を口に当てる。
、
、
、
俺にもその笑顔見せてよ。
ニ「ね、ミツ!!ちょーかわいいよね!!」
北「あ、ああうん。」
貴「おいおい、ひろみっちゃん、反応悪いな〜あんまこういうの好きじゃなかった?」
そういってAが俺の顔を覗き込んでくる。
あの、大きくて綺麗な瞳が俺を映す。
長くて綺麗なまつ毛がより一層綺麗にカールしてて目の周りはキラキラしていた。唇も昨日よりも色が付いていてぷるんとしていた。
やっぱ彼氏の前だと綺麗にするよなー、、、
北「俺、すっぴんの方が好きだな笑笑」
つい意地悪でそんなことを言ってしまった。
貴「ん、んんん、傷つく〜笑笑」
ニ「何言ってんだよミツ!どっちもハイパーかわいいから笑笑
じゃ、行こっか!」
そうして俺たち3人は駅周辺を歩き始めた。
1人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:totsukada | 作成日時:2018年1月16日 23時