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次の日

二「ね、ミツ。俺の彼女、めっっっっちゃかわいいでしょ?」

二階堂が朝から俺の机にきて彼女自慢をしてきた。

うん、かわいい、かわいいけど、ここで認めたら何かに負ける気がする。

そんな思いで

北「かわいいけど俺のタイプじゃないな〜」

そんな返事をした。

ニ「ミツのタイプなんて知らねーよ笑笑Aちゃんはまじで可愛いし、性格めっちゃ良いからね!」

二階堂の彼女自慢が始まりそうだったので話題を変えた。

北「Aさんってどこの学校の人なの?ここら辺では見ない制服だけど。」

ニ「あーなんかお嬢様?高校らしい。ごきげんよーみたいな?笑笑」

北「いやまじか。お前よくそんな人と付き合えたな」

ニ「時々何いってるかわかんないけどね!!頭良すぎて!!」

北「お前はまず日本語からだな笑笑」

ふーん、お嬢様高校。
確かに、そう言われればそんな感じかも。なんというか1人じゃ生きていけませんみたいな雰囲気がする笑笑

ーー放課後ーー

俺は電車に乗っていた。ずっと欲しかったイヤホンの入荷が隣の市の商業施設で入荷されているという情報を耳にしたからだ。

北「ねむ、、、」

目を閉じようか迷っていたとき、昨日見たAさんの制服と同じ格好の女の子の集団を電車内で発見した。

あーここら辺なんだ。Aさんの高校。
Aさん、いんのかなー

そんなことを思っていたとき

パシャッ

と携帯のシャッター音が響いた。

さっきの制服の女の子からだ。

女1「ちょwww音出てるからwww」

女2「待って、しかもブレてるしwww」

女3「おいブス逃げてんじゃねーよ」

その集団の目線の先には、
見慣れた格好の女の子がいた。



え、Aさん?




Aさんによく似た女の子の髪の毛はグシャグシャにされ靴下には赤色のインクがべったりついていた。

いや、いじめかよ。しかも電車内でやる?女子ってキツイなー

そうするといじめられていた女の子が口を開く。

「私はブスって言われるほどのパーツ配置じゃないしあなたたちの方がよっぽどブスって言われるような顔面してるよ。顔の黄金比率から離れすぎてる」

間違いない、この冷静な声はAさんだ。

女1「いやまじ、なんなのこいつ。まじむかつくんだけど」

女3「いや次の駅降りろや」

女2「その綺麗な顔面www黄金比率から離してあげるからwww」

貴「嫌だよ。まだ家着いてないし。3人で降りなよ」

Aさんは自分の意思を頑なに貫いていた。

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作品ジャンル:タレント
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作者名:totsukada | 作成日時:2018年1月16日 23時

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