六話「派遣先での事」 ページ8
「で？
俺らは此処に派遣された訳やな」
隣国であるA国へ、会議を終えたその日の内に派遣された彼等は、疲労から溜息をつく
農業が盛んなこの国は、田畑が多く、戦闘には不向きな立地に思えた
派遣されたのは、鬱、コネシマ、キヨ、ヒラ、まふまふ、うらたぬきの六人に加えて、軍医のA、補佐にsouの、総勢八名だ
「エイリアンの動きからすると、この国に衝突するのはまだ先やな
戦力派遣する国の中で、一番最初に奴等と衝突するのは、シャオちゃんとゾムが向かった所か...」
「シャオロンさん達の所って、確かフジ達が行ってたよね」
『まぁ、奴等なら死にはしないわ』
A国の基地は、自国の基地に比べて小さい
南軍のような軍事国家ではない為当然とも言えたが、兵士達の練度の低さも気になった
「さぁて、んじゃあエイリアンが来るまで、こいつら特訓させますか」
『程々にね
じゃ、私は薬品の整理して来るから』
「Aさん、手伝います！！」
Aの後ろを、忠犬のように着いて行くsouを見て、うらたは首を傾げた
「あんな奴いたっけ？？」
「えっと確か、sou君だよ
亡国の生き残りらしいけど...」
答えたまふまふの横では、鬱が歯噛みしている
「なんやねんあの男！
Aちゃんに馴れ馴れしくしおって...！
俺やってAちゃんに頬擦りしたい！！」
「大先生、今ホンマにキモいで？」
あらゆる方向から嫉妬の視線が飛んでいたが、幸いなのは、souがそれに気付かなかった事か
今夜の大浴場では、男達の猥談(恋バナ)が繰り広げられる事になるのだった
番外編「ドキッ☆ 男だらけの大浴場(？)「」」→←五話「亡国の生き残り」
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ココア(プロフ) - シオンさん» コメントありがとうございます！はい、元ネタは我々だの方々の実況です。対エイリアン、という単語にハッとしまして.....。更新頑張ります！！ (2017年7月1日 17時) (
レス) id: 742ad63ee0 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - 番外編、おめでとうございます!!楽しみです!!エイリアンは元ネタ我々だですか? (2017年6月30日 16時) (レス) id: 986262ce68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココア | 作成日時：2017年6月29日 13時
