記録、百枚目 ページ15
「皆！
大変な事態になった！」
会議室に飛び込んだ大将に、幹部は目を白黒させる
突然の収集で、同様しながらも会議室へ集合した彼等は
何の話も聞いていない
「敵軍が、明日の昼には攻めてくる…！」
息を切らしながら報告したFBは、幹部たちが狼狽える筈だと覚悟していた
しかし彼等から返って来たのは、何だそんな事か、という呆れと安堵
「うぃーっす
じゃあ、俺は鎌でも磨いて来るわ」
「何や吃驚しななぁ
Aちゃんが死んだとでも言い出すかと思ったわぁ」
ポカンと口を開けたFBの横を通り過ぎ、キヨとレトルトが退室
「えっ、戦力はまだ整って無いんじゃ…」
「あれ、何言ってるの？
もう昨日の内には準備終わってたよ？」
セピアにあっさりと言われ、更に言葉が出ない
「あっ……そう？」
.
.
「やっほ、情報屋さん」
「やっほ、諜報員さん」
「あれ、p-pさん？」
p-pは、テラスで寛ぐきっくんに声を掛けた
無理やり付き合わされていたらしいluzは、p-pの登場に驚く
「諜報室から盗んだ情報、有効に活用してくれたみたいで何よりだよ」
「まぁね、言うなれば、暗躍せし闇の化身ですから
これ位の立ち回りなら楽なもんよ」
「闇の…何？」
疑問符を浮かべたluzに笑いかけ、きっくんは続けた
「まぁ、そういう事だから
これからはわざわざ盗ませないで、直接情報提供に来てくれると助かるんだけど」
「そうしたいのは山々なんだけど
他の諜報員二名が頭固いんだよね」
「そんな事言ってさ
俺がp-pの設定したコンピュータのパスワード解けるかどうか楽しみなだけでしょ？」
「よく分かってるねぇ
ちなみに次のパスワードのヒントは『チュパカブラの死体』だから」
「意味分かんないんだけど！」
「いや俺の方が分かんねぇわ」
言いたい事だけ言って立ち去ったp-pを見送ると
ようやくきっくんはluzに向き直った
「あ、luz君居たの？」
「テラスから突き落とすぞ」
西軍自慢の情報係である彼は、あの日盗んだ敵軍の情報を解析し
襲撃のタイミングを幹部へ伝えていた
今回の戦力不足を未然に防いだのだ
それだけの事をしていながら、鼻にかける事はせず
きっくんは次のパスワードについて考え始める
「チュパカブラって何だっけ？」
「…パスワードは変えないようにって
p-pさんにお願いすればどうですか？」
「今度言っとく」
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ココア(プロフ) - シオンさん» 構いませんよ！友達申請待ってますね♪よろしくお願いします！！我々だの短編は、イチャイチャとは系統が変わりますが、もう一本あげる予定です！ (2017年9月21日 18時) (
レス) id: 742ad63ee0 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - ありがとうございます。いつになるかわからないんですが雪女(ゆきめ)というホン垢で来るのでその時は変わらず接してください。その時に友達申請させてもらってもよろしいでしょうか?長文失礼しましたm(_ _)m (2017年9月21日 17時) (レス) id: 986262ce68 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - シオンさん» コメントありがとうございます！！全然構いません！リクエスト感謝します！！すぐに取り掛かりますね！ (2017年9月19日 18時) (レス) id: 742ad63ee0 (このIDを非表示/違反報告)
シオン - あの、リクエストって行けますかね?我々だといちゃいちゃするのとか (2017年9月17日 18時) (レス) id: 986262ce68 (このIDを非表示/違反報告)
ココア(プロフ) - お餅さん» コメントありがとうございます！これからもしぶとく続けていきますので、気が向いたら見てやって下さい！ (2017年6月12日 7時) (レス) id: 742ad63ee0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ココア | 作成日時：2016年12月9日 20時
